読書時間 『英語の語源』(1977) 渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書、1977年まえがきで渡部昇一が書いてあることが懐かしい。「数年前に「百万人の英語」というラジオ講座で、毎週金曜日にWord Power Hour(単語力増進の時間)を1年間担当した」(P2)。私も楽しみ... 2019.04.25 読書時間
読書時間 『日本のことばと古辞書』(2003) 山田俊雄『日本のことばと古辞書』三省堂、2003年「闇から牛」は「闇」をどう訓むかという話で、その前振りに中谷宇吉郎がでてくるのが面白い。中谷宇吉郎は世の中の研究方法を概観して、2つの型に分類した。警視廳型の研究とアマゾン型の研究である。山... 2019.04.24 読書時間
読書時間 『データ・ドリブン・エコノミー』(2019) 森川博之『データ・ドリブン・エコノミー デジタルがすべての企業・産業・社会を変革する』ダイヤモンド社、2019年森川博之教授のお話を月例会で聴いたので、早速、ご著書を買うことにした。中身は一般向けのため、デジタルに詳しくなくても楽しめる。... 2019.04.23 読書時間
読書時間 『欧州紀行』(1972年) 埴谷雄高『欧州紀行』中公新書、1972年、1974年第4刷埴谷雄高がどういう人だったか忘れた。ここにあるのは半世紀前の欧州なのかと思うと、同時期の欧州を旅した記憶が断片的に浮かび上がる。埴谷雄高の同行者のT君はもしかしてと思っていたが、「T... 2019.04.20 読書時間
読書時間 作家のフランチャイズ 渡辺淳一『私の京都』講談社文庫、1992年小説家のエッセイである。以前はよく読んだが、小説そのものをほとんど手にしなくなった。京都が少し遠くなった気がして、寂しさを感じたとき、都をどりの衣装のブックカバーに目が止まったのである。渡辺淳一が「... 2019.04.17 読書時間
読書時間 『堺港攘夷始末』(1992) 大岡昇平『堺港攘夷始末』中公文庫、1992年河盛好蔵が『私の履歴書 フランス語盛衰記』(日本経済新聞、1991年)を書いた時、最初に堺事件(1868年)が3回にわたり取り上げられたことは、すでにブログに載せている。大岡昇平の遺著である『堺港... 2019.04.15 読書時間
読書時間 『ことばで探るアメリカ』(1993) 加藤恭子、マーシャル・ロズマン『ことばで探るアメリカ The American Mentality 日米コミュニケーション・ギャップ考』ちくま文庫、1993年単語に着目して日米の考え方の違い論じた本。使っている例が、時代とともに古くなるのは... 2019.04.14 読書時間
読書時間 『八瀬童子 歴史と文化』(2007)その2 宇野日出生『八瀬童子 歴史と文化』思文閣出版、2007年八瀬童子の歴史は、八瀬童子と呼ばれたこの地域の人々に与えらた特権と奉仕の歴史ということができる。それらは八瀬童子会文書として伝えらてきた。八瀬とはどんな地域なのか?「京都市左京区八瀬は... 2019.04.12 読書時間
読書時間 『八瀬童子 歴史と文化』(2007) 宇野日出生『八瀬童子 歴史と文化』思文閣出版、2007年「八瀬(京都市左京区)は,若狭街道(鯖街道)沿い、比叡山西麓を流れる高野川一帯にある、山間の集落」(レファレンス共同データベース)である。八瀬といえばかま風呂というイメージがある。司馬... 2019.04.11 読書時間
読書時間 『日本の深層文化』(2009)その2 『日本の深層文化』(2009)その2森浩一『日本の深層文化』ちくま新書、2009件第2章 野の役割を見直す森浩一先生が『京都の歴史を足元からさぐる』(学生社)を書いていらした時期の本だけに、ネタが重なるようにも覚える。京の七野は北野、紫野、... 2019.04.06 読書時間