『企業内人材育成入門』(その5)

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中原淳編著、荒木淳子、北村士朗、長岡健、橋本諭『企業内人材育成入門』ダイヤモンド社、2006年、2014年第15刷

第4章から第6章

教育学・教育工学の成果を中心に、組織における学びを支援するために必要な方法論が取り上げられる。

第4章

インストラクショナル・デザインは「教育活動の効果・効率・魅力を高めるための手法を集大成したモデルや研究分野、またはそれらを応用して教育支援環境を実現するプロセス」のことだ。経験があれば研究はできるのかという命題に対する答えだ。

研修は教育目標の分析、学習目標の明確化からスタートする。これを利用しない研修の失敗例が紹介される。

第5章

学習の捉え方の違いで学習環境のデザインとインストラクショナル・デザインの学習目標が異なる点から話が始まる。

学習環境の4つの構成要素である空間、ツール(道具)、活動、共同体が説明され、「学習する組織」をどう創るか説明される。ピーター・M・センゲ『学習する組織』(2011)を7頁で概説した。『学習する組織』は別途読む予定でいる。

知識創造理論について野中郁次郎等のSEKIモデル、「場」が説明される。今回は『知識創造企業』(1996)を取り上げていないことに今更気がつく。読んでおく本であることは間違いない。

第6章

教育・研修の評価についての説明が簡潔になされる。

『企業内人材育成入門』(その6)

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