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『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』(1969)その4

桜部建・上山春平『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』角川書店、1969年、1978年第10版第二章 人間三千大千世界の宇宙の次は三界、五趣、四生から人間の存在を考えます。宇宙の中に生まれて死ぬいのちある者、すなわち有情(うじよう、サッ...
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『日日是好日』(2008)は雨の日に読むに限る

森下典子『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』新潮文庫、2008年、2011年第4刷「すると、ある日突然、雨が生ぬるく匂い始めた。「あ、夕立が来る」と、思った。庭木を叩く雨粒が、今までとはちがう音に聞こえた。その直後、あたりに...
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『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』(1969)その3

桜部建・上山春平『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』角川書店、1969年、1978年第10版定方晟『須弥山と極楽 仏教の宇宙観』(講談社現代新書、1973年)は『倶舎論』の世界、三千大千世界の話でした。これがアビダルマの話と思わずに読...
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『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』(1969)その2

桜部建・上山春平『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』角川書店、1969年、1978年第10版月報を読んでみました。荒木俊馬(あらきとしま)が「無題空語」を書いていて、スウェーデンのC.V.L.シャルリエー(1892-1934)の段階宇...
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『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』(1969)

桜部建・上山春平『仏教の思想2 存在の分析<アビダルマ>』角川書店、1969年、1978年第10版アビダルマ思想の現代にもつ意義を確認する旅を始めます。書誌情報角川書店の仏教の思想シリーズ12巻は、上山春平氏と梅原猛氏が仏教思想の専門家と組...
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『いろはうた 日本語史へのいさない』(2009)その2

小松英雄『いろはうた 日本語史へのいざない』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷目次をメモしておきます。第一章 以呂波の輪郭第二章 以呂波の古い姿第三章 大為尓をめぐる諸問題第四章 源順と阿女都千第五章 誦文の成立事情第六章 『色葉...
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『いろはうた 日本語史へのいざない』(2009)

小松英雄『いろはうた 日本語史へのいざない』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷また、小松英雄氏を読む季節になりました。「いろはうた」について徹底的に考えるのが小松英雄氏のやり方です。専門家のありがたい研究成果を分かりやすく提示する...
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『歴史的仮名遣い』(2014)再読その2

築島裕『歴史的仮名遣い その成立と特徴』吉川弘文館、2014年第2刷何気に注を見た。20(1)小松英雄『徒然草抜書 解釈の原点』(昭和58年6月)本文はというと。1章 仮名遣いはなぜ起ったか ーーいろは歌の成立とその展開発音の変化「仮名遣い...
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『歴史的仮名遣い』(2014)再読

築島裕『歴史的仮名遣い その成立と特徴』吉川弘文館、2014年第2刷崩字の訓練を忘れていることに気がつくと、少しだけ『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』を読むことにしている。繰り返し読んでいるが、以前に読めたものが読めなくなっている。読め...
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『高野切第一種 伝紀貫之筆』(1993)

日本名筆選1『高野切第一種 伝紀貫之筆』二玄社、1993年、2014年2版(増補)第9刷最近、『古今和歌集』を寝る前に読んでいて、歌は活字(印刷用の文字)で読むのと毛髪の筆跡で読むのとでは受け取る情報が違うのではと思って、箱の中から久し振り...