読書時間 『古代日本語文法』(2020) 小田勝『古代日本語文法』ちくま学芸文庫、2020年英語の文法書と古文の文法書は読んでも現代日本語の文法書を普通の日本人が読むことはない。外国人に日本語を教えるために日本語文法の本の需要があるだけのようである。高校の現代文の教科書の趣意書の一... 2020.06.13 読書時間
読書時間 『職業としての学問』(1980) マックス・ウェーバー、尾高邦雄訳『職業としての学問』岩波文庫、1936年、2006年、第86刷外面的事情を淡々と話すマックス・ウェーバーを読んでいると、いまでも、職業としての大学教員の置かれた立場はそう変わらないのではないかと思う。また、学... 2020.06.09 読書時間
読書時間 『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』(2020) 野口雅弘『マックス・ウェーバー 近代と格闘した思想家』中公新書、2020年没後100年ということで、マックス・ウェーバー関係の本が出ている。著者の対象とする読者は「かなり前に彼の本を読んだことはあるが、長らく忘れていたという人や、最近どこか... 2020.06.08 読書時間
読書時間 『万物の尺度を求めて』(2006)その2 ケン・オールダー、吉田三知世訳『万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測』早川書房、2006年二人の天文学者が優秀な助手を伴い、観測機器を載せた馬車で、パリから南北に出発した。ジャン-バティスト-ジョセフ・ドゥランブル(1749-... 2020.06.07 読書時間
読書時間 『読書の学』(2007)再読 吉川幸次郎『読書の学』ちくま学芸文庫、2007年39章を俯瞰する。1 発語之辞に言語と事実の関係をみる2 荘子の言語不信の思想3 「易」の「繋辞伝」「書不尽言、言不尽意」4 「易」の「繋辞伝」「書不尽言、言不尽意」5 「易」の「繋辞伝」「書... 2020.06.06 読書時間
読書時間 『万物の尺度を求めて』(2006) ケン・オールダー、吉田三知世訳『万物の尺度を求めて メートル法を定めた子午線大計測』早川書房、2006年原書はTHE MEASURE OF ALL THINGSThe Seven-Year Odyssey and Hidden Error ... 2020.06.05 読書時間
読書時間 『白』(2008)その5 原研哉『白』中央公論新社、2008年第四章推敲「推敲という言葉がある。推敲とは中国の唐代の詩人、賈島の、詩作における逡巡の逸話である」(P68)。「白い紙に記されたものは不可逆である。後戻りが出来ない」(P69)。「思索を言葉として定着させ... 2020.06.04 読書時間
読書時間 『白』(2008)その4 原研哉『白』中央公論新社、2008年今回は、言葉のコレクションをしている。線を引きながら読んでいるのだが、章や節は不要だったかもしれない。線を引かない節もあったけど、何かないかと探してしまった。本を読むことは、一様な頭の働きではない。本によ... 2020.06.03 読書時間
読書時間 『伊勢神宮と日本美』(2013) 井上章一『伊勢神宮と日本美』講談社学術文庫、2013年原研哉氏の『白』(中央公論新社、2008年)を読んでいて、伊勢神宮の建築様式の起源の話があった。そこで、デザイナーではなく、建築史家の話を確認することにした。ただ、癖のある井上章一氏であ... 2020.05.28 読書時間
読書時間 『白』(2008)その3 原研哉『白』中央公論新社、2008年第三章空白の意味「空白」は「未来に充実した中身がみたされるべき「機前の可能性」として示される場合が多く、そのような空白の運用はコミュニケーションに強い力を生み出す」(P38)。長谷川等伯 松林図屏風長谷川... 2020.05.27 読書時間