読書時間 『大乗仏教の誕生』(2021) 梶山雄一『大乗仏教の誕生』講談社学術文庫、2021年 書誌情報 参考文献をつけただけの一般書。『「さとり」と「回向」ーー大乗仏教の成立』講談社現代新書、1983年。「仏教の終末論」を加えた増補・改訂版を人文書院から1997年に刊行。文庫化に... 2021.07.17 読書時間
読書時間 『新訂英文解釈考』(1980) 佐々木高政『新訂英文解釈考』金子書房、1980年、2020年第24刷 どうも昭和時代には英語で考えることが求められていたようだ(注)。 佐々木高政の『新訂英文解釈考』のはしがきを読むと、そう書いてある。 「英語を読み書き,話し聴く際にできる... 2021.07.15 読書時間
読書時間 『考える英文法』(2019)再読終了 吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年 通勤時間だけで読んだせいか思った以上に時間がかかってしまった。通勤時間は暗記か読みものにして、問題を解くのは家でやろう。 どれも一長一短があるのは仕方がない。自分で試してみて良し悪しの判断... 2021.07.14 読書時間
読書時間 『わが人生の断片(下)』(1985) 清水幾太郎『わが人生の断片(下)』文春文庫、1985年 渡部昇一の『発想法』(1981年)を読んでいて、清水幾太郎に触れた箇所で引用していた『わが人生の断片』(上・下 文藝春秋社、1975年)を引用しようとして孫引きになるので控えることにし... 2021.07.10 読書時間
読書時間 『論文の書き方』(1959)その2 清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書、1959年、2020年第100刷 書くということ。 清水幾太郎が「見た通り」の世界と「思った通り」の世界のことを書いている。「眼に見える世界は、最初、空間的並存状態として現われるほかない」(P105)。自... 2021.07.07 読書時間
読書時間 『論文の書き方』(1959年) 清水幾太郎『論文の書き方』岩波新書、1959年、2020年第100刷 渡部昇一が『発想法』(講談社現代新書、1981年)で清水幾太郎(いくたろう)を取り上げていた。そこで連想読書は清水幾太郎へ興味を向けた。清水幾太郎はラジオからテレビの... 2021.07.06 読書時間
読書時間 『発想法 リソースフル人間のすすめ』(1981) 渡部昇一『発想法 リソースフル人間のすすめ』講談社現代新書、1981年、1991年第8刷 渡部昇一は知的生活を大いに楽しんだようだ。専門以外に多くの著作を残したが、書いたもののレベルは素人だけに突拍子もないものも多い。 発想法好きな私が『発... 2021.07.05 読書時間
読書時間 『へんりっく ブリキの太鼓』(2009) 森崎偏陸『へんりっく ブリキの太鼓』ワイズ出版、2009年、1,500円 Le Petit Parisienで「森崎偏陸氏と戯れる 寺山修司と天井桟敷」という森崎偏陸(へんりっく)氏の映画『へんりっく』の上映とトークの会があり、森崎偏陸氏が... 2021.07.03 読書時間
読書時間 自然情報と人工情報 加島祥造の『老子と暮らす 知恵と自由のシンプルライフ』(光文社知恵の森文庫、2006年)を朝からなんとなく読んでいる。 加島祥造が座談のなかで自分を語ったことが本になった。文庫なのに文字が大きくて見やすいのが老眼に優しい。 「情報には、二種... 2021.07.01 読書時間
読書時間 『『信長記』と信長・秀吉の時代』(2012) 金子拓編『『信長記』と信長・秀吉の時代』勉誠出版、2012年 『信長記』の諸本の史料学的な比較・検討の成果をまとめた論文集である。何故、研究所にあったかは記録がないのでもう分からない。 『信長記』の記述が信用に足るかは基礎的な検討が必要であ... 2021.06.26 読書時間