霜月の終わりに本屋へ顔を出す。霜月の購入図書(その2)は相方も好きなジャンルである。
(購入後記)
最近は、本作りの調べごとに疲れたので、消費の読書をすることにした。神崎宣武氏は初めてなのであるが、この手の本を幾つも書いているのようなので、一定のファンがいるのだと思う。やはり、神楽は観るものだと思っていたが、柳田国男の『日本の祭』(角川ソフィア文庫、2013年)を引き合い出されて、祭に参加せずに観望するものが現れて祭が変容したというのだ。
本書では、上賀茂神社の摂社の大田神社の巫女神楽が紹介されている(pp.34-37)。毎月10日の夜に催行される巫女舞はまだ見たことがないである。飲んでばかりで、京都の重要な文化を忘れていたことに気付かされた。
【文化】
神崎宣武『神楽 神々もてなす伎芸』角川選書、2025年

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