Goinkyodo

読書時間

『居酒屋百名山』(2013)

太田和彦『居酒屋百名山』新潮文庫、2013年2010年2月に新潮社から刊行されたものを文庫化した。単行本が出た2010年の時の店も文庫本では既に無くなったものがあった。奥付けを見て思うに、何故か初版を買うことが多い。平積などして目立ったから...
四都手帖

四都手帖2020年12月【編集中】

2020年12月の私的な愉しみと記憶師走の古都は寒さも厳しいが暖かい思いでも残る。今年は矢田寺のかぼちゃ供養も中止となったし、古都暮も寂しい限りだ。【古都】空也踊躍念仏(かくれ念仏) 六波羅蜜寺2020年12月13日(日)~2020年12月...
東都手帖

東都手帖2020年12月【編集中】

2020年12月東都散歩のための私的な愉しみと記憶12月は師走です。歳末の声を聞くと何もかも慌ただしく過ぎるような気がする。初冬の街を当てどなく歩くのは独行者の慰めかもしれない。展覧会等生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代 東京オペラシ...
視聴時間

クラシックギター演奏会

一年ぶりに北村歩さんのギターの演奏会がLe Petit Parisienであった。前座には彫金職人の鈴木誠さんが12弦ギターを持ち込んだ。鈴木さんは自作の練習曲など披露してくれた。北村歩さんのクラシックギターは音が響いた。鈴木誠さんが木が乾...
断片記憶

Notionを試す

Evernoteの不具合が発生Evernoteのリニューアルに伴う不具合で代替ツールの必要性に直面することになった。iPhoneで書いた追加分がiPadの更新の不具合で元に戻るということが発生し、月初の2日分の作業がパーになった。これでは仕...
読書時間

『星と嵐 6つの北壁登行』(1987)

ガストン・レビュファ、近藤等訳『星と嵐 6つの北壁登行』白水社、1987年もう山は行かないが、山の本は読むこともある。ガストン・レビュファの文章はただの登行記録ではなく、友情に満ちた文学であると思う。だから、読み返してイメージが残るし、読む...
読書時間

『不滅の哲学 池田晶子』(2020)その2

若松英輔『不滅の哲学 池田晶子』亜紀書房、2020年Evernoteの原稿を直してコピーしたつもりだったけど、Evernoteのデータが何故か以前のものになっていたため上書きしたのに元にもどってしまった。流石に呆れた。何を書いたか忘れたので...
読書時間

『不滅の哲学 池田晶子』(2020)

若松英輔『不滅の哲学 池田晶子』亜紀書房、2020年私は池田晶子という人を知らない。読んだこともない。だから、課題本として若松英輔氏が池田晶子を論じているのを少し読むことにした。若松英輔氏は池田晶子の文章にどうしてもなじむことができない人が...
散歩時間

『向島百花園』(1981)

前島康彦『向島百花園』(財)東京都公園協会、1981年、2003年第3版「向島百花園は、通常、文化二年(1805)佐原鞠塢(きくう)の開創した花園とされている」(P20)。ここに至るまで、利根川、荒川、隅田川の歴史と向島という地名の由来が考...
視聴時間

【オンライン講座】岡田以蔵の実像と虚像

【オンライン講座】岡田以蔵の実像と虚像を視聴した。中村武生氏の講座は二条通歩きの前半以来だ。このところ、ZOOMとかのビデオ会議システムを使った講座をいくつも受講している。会計士協会の専門委員会は毎月Teamsだし、BPIAの企業活性化研究...
読書時間

「天正九年、信長の馬揃(「御馬汰」)とその後」

河内将芳「天正九年、信長の馬揃(「御馬汰」)とその後」『日本歴史』2020年11月号、吉川弘文館「天正九年(1581)2月28日と3月5日の二度にわたり、京都においてに馬揃がおこなわれた」(P23)のは知られている。河内将芳氏は馬揃がおこな...
書籍目録

2020年10月購入図書

神無月の頃は古都でをどりを見ていた。記憶は常に現在であるから、をどりの終わった夕暮れの景色だけでなく路地を足速に歩く音がついてくるは不思議ではない。そういう味わいの文章を読みたいと思うが、千宗室家元の『ひととき』の巻頭エッセイの続編が出ない...
書籍目録

2020年10月購入古書

2020年10月購入古書神無月こそ読書の時か。しかし、読み始めてすぐに眠くなるのはもはや寿命を感じる。そうであるならば、気になっていた本を読むに限る。勉強のための本などは段ボール箱へGOだ。(購入後記)ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論...
書籍目録

2020年10月書籍往来

2020年10月書籍往来神無月の頃になると兼好の随筆を思い出す。【歴史】宮崎市定『古代大和朝廷』ちくま学芸文庫、1995年、2010年第3刷黒板伸夫『藤原行成』吉川弘文館、1994年、2011年第2刷笠松宏至『徳政令 ー中世の法と慣習ー』岩...
読書時間

『内村鑑三』(1976)

森有正『内村鑑三』講談社学術文庫、1976年、1977年第2刷この薄い本を手にしたのはいつだったのだろうか。秋田稔氏の解説と内村鑑三年譜を入れて97頁の文庫である。講談社学術文庫にはこの手の文庫がかつてはあったが、今は分厚い文庫本の代名詞と...