『祇園囃子』(1992)を聴くと祭気分になる

視聴時間

京都長刀鉾囃子方連中『祇園囃子』キングレコード、1992年、27分33秒

祇園祭の便りが届いた。梅雨空を眺めて暮らしていても、祇園囃子は聞こえてこないが、祇園祭は記憶の中、ブログの中にある。寝室のラックに挿してある京都シリーズでもかけて僅かばかりの慰めとしょう。

どこにでもあるようなパッケージである。祇園祭の時分に京都市街の山鉾町を歩いていると会所から祇園囃子の練習の音がする。本当は山鉾毎に違うのだが、CDの音は一番聴き慣れた長刀鉾だ。

林謙三氏が解説している。楽器は鉦・太鼓・笛の三種。「「二階囃子」と称して七月一日から町屋の二階で毎夕方から練習を始める。(省略)十日に鉾が組み立てられると、翌日から十六日の「宵山」まで、連夜鉾の屋台上で練習を続ける。(省略)こうして囃子の練習は一年を通じてたった半月続けられるだけで終わる」。ほんまかいなと思う。

神楽、獅子、青葉、浪花、九段、古、唐子ー流しー兔ー御凌(みそぎ)

#京都 #祇園祭

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