海燕社(イザイホウ事務局)
1966年ドキュメンタリー49分間 白黒
1978年沖縄久高島の最期のイザイホウはYouTubeで見たことがある。1部と2部に分かれている。東京シネマ社の1979年の作品だ。
「沖縄 久高島のイザイホーー第1部ー」
「沖縄 久高島のイザイホーー第2部ー」
今回は、その12年前のイザイホウだ。
監督は野村岳也氏である。
大重潤一郎監督の『久高島オデッセイ』は失われたイザイホウの物語だった。
イザイホウは30歳から42歳の島民の女性が神子になる儀式である。
我々はここに何をみるのか、吉本隆明は文芸評論は作者のモチーフに行き着くと語った。何度も見ることで同じモチーフに行き着くとしたら、『イザイホウ』のモチーフは50年の歳月を経て明確になっているはずだ。
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