『天平琵琶譜「番暇崇」(1999)

視聴時間

循環するシルクロード実行委員会編、伶楽舎『天平琵琶譜「番暇崇」』コジマ録音、1999年、CD24分45秒

番暇崇(ばんかそう)の弾き比べだった。短い。安いだけのことはある。

天平琵琶譜は芝葛盛が昭和10年(1935年)頃に正倉院文書のなかから発見した。「写経料紙納受帳」の紙背に記されていたと芝祐靖氏が書いている。訳譜が困難なのは「調子」と「調弦」の設定だという。

番暇崇 琵琶独奏は芝祐靖氏 1985年

番暇崇(雅楽ー唐楽スタイルの合奏)伶楽舎 1999年

番暇崇(正倉院復元楽器のための)伶楽舎、1987年

なにげに曲をメモしていて、正倉院復元楽器のためのとあることに気がついた。『復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽』(2011年)の解説と微妙に異なるのだ。復元正倉院楽器は敦煌琵琶譜が初演だと思っていた。ここでは伶楽舎が復元した正倉院復元楽器のことだった。敦煌琵琶譜は国立劇場が復元した復元正倉院楽器のための曲だった。

#雅楽

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