『祇園祭 函谷鉾 祇園囃子』財団法人函谷鉾保存会、62分53秒
人気どころの鉾である。くじ取らずの二番鉾と決まっている。ここも上がらしてもらったことがある。懸想品は会館で展示してあった。「金剛界礼懺悔文見送」のような空海筆の文書を見送にしているのも珍しい。ゴブラン織りの前掛けはいいなあ。このCDは函谷鉾の授与品だった。今のは平成28年収録版なので、その前ということになる。
出鉾囃子
戻り囃子
納め囃子
「山鉾巡行終了後も二ヶ月ごとに練習を行い、毎月七月一日の「切符入り」からは鉾宿の二階で「二階」といわれる練習を八日まで続ける。「鉾建て」のあと七月十二日の「曳き初め」では本番さながらに試運転が行われ、囃子方も鉾の上で演奏する。その夜から駒形提灯に灯が入り、十六日の宵山まで、大勢の人が路上を埋め尽くす中、鉾上で祇園囃子を演奏する」。
長刀鉾と違って結構練習するものだ。七、ハ歳から始めて、鉦方で約四十ほどの曲を完全に習得した後太鼓方か笛方に進むという。
この祇園囃子シリーズでは、スローな演奏が良かった。
#京都 #祇園祭
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