信仰からみる京都 西国三十三所巡り『葛井寺(第五番)/上醍醐寺(第十一番)』

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【オンライン講座】信仰からみる京都 西国三十三所巡り『葛井寺(第五番)/上醍醐寺(第十一番)』
2021年8月7日(土)

第十一番 上醍醐寺
御詠歌  逆縁も もらさで救う 願なれば 准胝堂は たのもしきかな

前半は京都観光文化を考える会の松枝しげ美氏の講演であった。上醍醐寺という寺はない。醍醐寺が山上と山麓に分かれているその山上のことである。以前、日経主催で展覧会を開催した時に、山上から日通が下ろしたと野田先生がおっしゃってた。今は、霊宝館に安置している。よく薬師如来や五大明王像が燃えずに残っていたものだ。准胝堂跡は山上の醍醐水の上にある。醍醐水は名前の由来になったものだが、蛇口が付いていて不思議な気分になった記憶がある。西国三十三所巡りで訪れたときは、2008年に准胝堂が落雷による失火で准胝観音も焼失してしまったので、金堂で新たな准胝観音を拝観したのであった。今は下醍醐の観音堂に安置されているという。ここが納経所になっている。

注)
国宝醍醐寺展 山からおりた本尊 東京国立博物館 2001年

後半は太田宗達氏である。
第五番 紫雲山葛井寺(ふじいでら)正しくは金剛琳寺という。

御詠歌  参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲

国宝の十一面千手千眼観音菩薩坐像の手の多さには圧倒される。手は1,041本あり、掌には眼が描かれているので、千手千眼なのである。太田宗達氏は十一面千手のことは話したが千眼の話をしなかった。百済出自の白猪氏の氏寺といわれる。近鉄の藤井寺駅を降りて商店街を歩いて行くとアーケードを抜けてすぐ左手に西門が見える。大きな本堂に観音様が収まっていた。南大門は立派であるが、その先を歩いた記憶がない。井真成(いのまなり)の墓誌が2004年に中国で発見されたことで、写真の展示がされていた。

「観光難易度A級シテイ フジイデラ」だそうです。駐車場が見つからないと言っていました。また行ってみたいですね。太子町の叡福寺の北古墳(聖徳太子磯長墓)も見てみたい。太田宗達氏は王家の谷と言ってました(^^)

次回は2021年9月11日(土)南法華寺(第六番)/第十二番岩間寺(第十二番)。

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