書籍目録 2020年10月書籍往来 2020年10月書籍往来 神無月の頃になると兼好の随筆を思い出す。 【歴史】 宮崎市定『古代大和朝廷』ちくま学芸文庫、1995年、2010年第3刷 黒板伸夫『藤原行成』吉川弘文館、1994年、2011年第2刷 笠松宏至『徳政令 ー中世の法と... 2020.10.29 書籍目録
読書時間 『内村鑑三』(1976) 森有正『内村鑑三』講談社学術文庫、1976年、1977年第2刷 この薄い本を手にしたのはいつだったのだろうか。秋田稔氏の解説と内村鑑三年譜を入れて97頁の文庫である。講談社学術文庫にはこの手の文庫がかつてはあったが、今は分厚い文庫本の代名詞... 2020.10.28 読書時間
読書時間 『術語集 ー気になることばー』(1984)再読 中村雄二郎『術語集 ー気になることばー』岩波新書、1984年第3刷 段ボール箱を開けたら出てきた。懐かしいので暫く枕元に置いておくことにした。寝る前に2つ3つ読もうとするのだが、関連するところを読んだりして終わらなくなる。頭が冴えると眠れな... 2020.10.27 読書時間
読書時間 『徳政令 ー中世の法と慣習ー』(1983) 笠松宏至『徳政令 ー中世の法と慣習ー』岩波新書、1983年 以前読んだ早島大佑『徳政令 なぜ借金は返さなければならないのか』(講談社現代新書、2018年)で中世法の不思議さを感じたのであるが、なぜなぜ感は残っていた。 事務所でTVの下に何気... 2020.10.26 読書時間
散歩時間 石元泰博写真展を観る 東京オペラシティ アートギャラリーで『生誕100年石元泰博写真展 伝統と近代』を観てきました。16に区分された展示でした。4階の第1会場から、3階の第2会場に降りてくるという順路でした。 守山友一朗氏の明るい油彩の画のある廊下を通って石元泰... 2020.10.25 散歩時間
読書時間 『井筒俊彦 叡智の哲学』(2011) 若松英輔『井筒俊彦 叡智の哲学』慶應義塾大学出版会、2011年、2014年第4刷 井筒俊彦の『意識と本質』(岩波文庫、1991年)を読もうと段ボール箱を開けたら、若松英輔氏の本が出てきた。これを読みながら、週末に心当たりの箱を開けて『意識と... 2020.10.24 読書時間
読書時間 『戦国北条家の判子行政』(2020) 黒田基樹『戦国北条家の判子行政 現代につながる統治システム』平凡社新書、2020年 黒田基樹氏の戦国北条家関係の15冊目の一般書である。戦国北条家の虎朱印「禄壽應穏」が帯にあったので、買ってしまった。私にとって3冊目の一般書になった。 虎朱... 2020.10.23 読書時間
読書時間 『ボワソナアド』(1977) 大久保泰甫『ボワソナアド』岩波新書、1977年 大学の時に出た本であるが、気が付かないで過ごしてしまった。今になって読むのも何か気紛れのような気がするが、ボワソナアド(今はボアソナードが普通か)の日本における役割を考えてみたくなった。 明治... 2020.10.22 読書時間
ひととき 133「石仏の小道」千宗室 ひととき 2020年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「石仏の小道」というタイトルでした。家元が中学生のときに、岩船寺から浄瑠璃寺へ向かって歩いた話です。当尾の石仏に微笑まれた思い出があり、また微笑まれたら夢見が... 2020.10.21 ひととき
読書時間 『前方後円墳の時代』(2020)その3 近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年 第3章 手工業生産の展開 縄文社会の分業と交換の話になる。 「分業の成立・発達を考古学的に追求する手がかりは、その多くが分業の結果として生まれる交換の事実であろう。しかしそうはいっても、交換... 2020.10.20 読書時間