『日本伝統音楽「能・琵琶・尺八 1941年」』アオラ・コーポレーション、2009年、CD76分42秒
「高砂」素謡から始まる。1941年から1942年に国際文化振興会(現 国際交流基金)が海外に日本の音楽を紹介するために作った非売品の10インチSPレコードから起こしたCDのため、デジタルリマスタリングしていないので音質が良くないが、古くささというものを感じない。
能とはなにげに伝統芸術とか言っているが、75年以上も前に録音したものが、現在のものと変わらない。映像であったら、流行を見出して古くささを感じたかもしれない。人間が発する声が数百年をかけて繋いできた不易なものを感じる。
謡のCDも売るほどあるので、BGMシリーズに加えても良いかもしれない。
琵琶と尺八には古くささを感じるものもあったのは何故だろう? 単なる私の偏見なのだろうか?
#能
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