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ヴァレリーの「デカルト」を読む

東宏治・松田浩則編訳『ポール・ヴァレリー ヴァレリー・セレクション 下』平凡社ライブラリー、2005年 改題で「デカルト」が1937年7月31日「第9回国際哲学学会」の開会式に際してソルボンヌ大学で行われた講演がもとになっていることが分かる...
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『ヴァレリー・セレクション』の宣伝文句に引っかかる

東宏治・松田浩則編訳『ポール・ヴァレリー ヴァレリー・セレクション 上』平凡社ライブラリー、2005年 Paul Valéry(1871-1945)の批評を22篇選び新たに訳したもの。『ヴァリエテ』を中心に選んでいる。 研究所の本棚に挿して...
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『芭蕉 百五十句』(1989)

安東次男『芭蕉 百五十句 俳言の読み方』文春文庫、1989年 安東次男(あんどう つぐお)は何で評釈の手直しを3度、4度と刊行本でしたのだろうか。伊藤仁斎は手直しを入れ続けたが、生前刊行はしていない。安東次男はそれだけ松尾芭蕉の徘徊に腰を据...
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『花と木の文化史』(1986)

中尾佐助『花と木の文化史』岩波新書、1986年 「花はなぜ美しいか」という命題を取り上げて、本能的美意識と文化的美意識を論じている。 「植物界を広くみて、また人間の文化を通し、人間の歴史を通して植物をみて、花や植物の世界と人間との関係は複雑...
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『大坂堂島米市場』(2018)

高槻泰郎『大坂堂島米市場』講談社現代新書、2018年 読んでからまとめをしないで放置していたが、思わぬところで本書が役に立った。金融庁が主催した「明治150年」関連シンポジウム〜明治時代の金融制度が果たした役割〜(2018年9月6日)で、宮...
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『妖精画談』(1996)

水木しげる『妖精画談』岩波新書、1996年 水木しげるが西洋の妖精(フェアリー)を解説した本。オールカラー。西洋の妖精も水木先生にかかれば日本の妖怪と地続きだ。目に見えないものの存在は世界中で語られてきた。 Ⅰ 水に出るもの 30 Ⅱ 里に...
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『戦乱と民衆』(2018)

磯田道史、倉本一宏、F・クレインス、呉座勇一『戦乱と民衆』講談社現代新書、2018年 国際日本文化研究センターの一般公開シンポジウム「日本史の戦乱と民衆」(2017年10月)をもとに、ディスカッションを加えて作られた本。 2018年3月8日...
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『古代の朱』(2005)その2

松田壽男『古代の朱』ちくま学芸文庫、2005年、2017年第2刷 古代朱砂産地の露頭は点在的であり、露頭部を取り尽くすと竪坑になる。当時は排水技術が無いため、地下水位に達すれば竪坑は廃止される。 丹生氏は『新撰姓氏録』の載る古代の名族である...
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『古代の朱』(2005)

松田壽男『古代の朱』ちくま学芸文庫、2005年、2017年第2刷 朱に興味がある人は読むことをお勧めする。私は丹生に興味があり、朱と丹生も水銀のことであり、水銀の文化史としてこの本は面白いと思った。松田壽男が調査した土地が手書きで立体式に表...
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『植物の世界』(1950)

日本植物学会編『植物の世界』共立出版社、1950年、PDF、92P 新制中学生のための植物学の課外読物として作られた本がPDFとして日本植物学会のページで入手できる 漫画もあって楽しい読物となっている。 昭和25年(1950)の文章でり、「...