『長篠合戦と武田勝頼』(2014)

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平山優『長篠合戦と武田勝頼 (敗者の日本史)』(吉川弘文館、2014年)

武田勝頼を我々はよく知らない。同時代の評価が高かった武将がなぜ愚将とされるようになったか。結果論からみるのではない視点が必要だ。

著書による近年の武田騎馬軍団と鉄砲三段撃ちの否定論に対する目からウロコの反論は読んでいて痛快だ。

この本は『検証 長篠合戦 (歴史文化ライブラリー)』(吉川弘文館、2014年)と合わせて読むことで著書の丁寧な論考が味わえる。

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