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『英語類義語活用辞典』(2003)

最所フミ編著『英語類義語活用辞典』ちくま学芸文庫、2003年 箱を開けて読むシリーズが続いているのは本の発行年を注意深く見ていれば気がつくというものだ。年末に会社に置いてあった本を処分した時、年末は大掃除で本が大量にでるので、正月は値引販売...
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『本は読めないものだから心配するな』(2011)

管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』左右社、2011年〔新装版〕 前に読んだときは、猿子眠の話に興味を持って書いた。 2014-08-28「旅する読書」 本書のテーマは「本は読めないものだから心配するな。あらゆる読書論の真実は、これ...
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『術語集Ⅱ』(1997)

中村雄二郎『術語集Ⅱ』岩波新書、1997年、2007年第14刷 人名索引と事項索引(前著は辞項索引)を見比べて思うのは、五月革命、地下鉄サリン事件、阪神淡路大震災、湾岸戦争などのカレントな事件などのインパクトが語られていることだ。 ヴァーチ...
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『和辻倫理学を読む』(2010)

子安宣邦『和辻倫理学を読む もう一つの「近代の超克」』青土社、2010年 子安宣邦先生が昭和思想史研究会で大岡昇平の『レイテ戦記』を取り上げて終わる予定だったが、断念し、和辻哲郎の『日本倫理思想史 上下』(岩波書店、1952年)を読むことに...
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『術語集』(1984)

中村雄二郎『術語集 ーー気になることばーー』岩波新書、1984年第3刷 旧公認会計士第二次試験に受かり、就職して1年が経った時に、この本を購入している。1979年に大学を出てから、本を買わなくなったが、また買うようになったのだろうか。帯の「...
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『路地裏の大英帝国』(2001)

角山榮・川北稔編『路地裏の大英帝国 イギリス都市生活史』平凡社ライブラリー、2001年   解説の英文学者の富山太佳夫氏は「1982年に初めてこの本を手にして、その日のうちに読み了えた」(P342)そうだし、「あのときの新鮮な驚きとある種の...
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『八幡神と神仏習合』(2007)

逵日出典『八幡神と神仏習合』講談社現代新書、2007年   日本の神々について調べてきたつもりだったが、良書に辿り着いていないようだ。これはアプローチを切り替える必要があると勘が告げている。   民俗学は赤坂憲雄氏、宗教民俗学は宮家準氏の本...
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『刀狩り』(2005)

藤木久志『刀狩りーー武器を封印した民衆ーー』岩波新書、2005年   藤木久志氏は日本の「三つの刀狩り」について、秀吉の刀狩りを農民の武装解除令とする見解、明治政府の廃刀令を武士の武装解除令とする見解がそれぞれ誤りであるとした。マッカーサー...
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『将棋紫雲英図式』(1988)

小西逸生『将棋紫雲英図式』将棋天国、1988年   紫雲英(ゲンゲ)が咲く野原に行くこともなくなった。小西逸生(いつお)の短編集を解く爽快感は格別である。 図式百番は五手詰から二十五手詰まで。   #詰将棋
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『趣味馬鹿半代記』(1968)

酒井徳男『趣味馬鹿半代記』東京文献センター、昭和43年(1968) Le Petit Parisienの石川さんが、水曜荘の本を集めているので、読ませてもらった。来年も展示を考えているという。 箱を開けて本を取り出してパラパラを眺めていくと...