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『英文読解のグラマティカ』(2018)

富士哲也『英文読解のグラマティカ』論創社、2018年、2019年第2刷書誌情報『英文読解のグラマティカ』(論創社 2008年)に加筆し、修正を加えてたもので、2色刷りです。索引はありませんが構成が明確な作りの本です。学習参考書としては高度な...
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『エンデと語るー作品・半生・世界観』(1986)

子安美知子『エンデと語るー作品・半生・世界観』朝日選書、1986年、1987年第7刷ミヒャエル・エンデ氏に対する子安美知子氏のインタビューがされたのは、1985年7月22日で、エンデ夫人が急死したのは3月のことだった。「『朝日ジャーナル』誌...
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『100分de名著 ミヒャエル・エンデ モモ』(2020)

河合俊雄『100分de名著 ミヒャエル・エンデ モモ』NHK出版、2020年序章を読んでいくと、子安美知子『エンデと語る』(朝日選書、1986年)が出てきたのでポチしてしまいました。児童文学のベストセラー作家とのインタビューを読みたくなりま...
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『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』(2020)

倉林秀男、原田範行『オスカー・ワイルドで学ぶ英文法』アスク出版、2020年ピーター・バラカン氏の朗読をタダで聴くのは悪いと思ったので購入しました。360頁と何気に厚い本です。" The Happy Prince "は随分と昔に読みましたが、...
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『忘れられた日本』(2007)

ブルーノ・タウト、篠田英雄編訳『忘れられた日本』中公文庫、2007年ブルーノ・タウトが桂離宮及び伊勢神宮について書いたものを読むには篠田英雄編訳が便利だ。ブルーノ・タウトが日本に滞在していた1933年から1936年に出版された本について、『...
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『つくられた桂離宮神話』(1997)

井上章一『つくられた桂離宮神話』講談社学術文庫、1997年、2009年第9刷書誌情報本箱を探していたら出てきた。井上章一『伊勢神宮と日本美』(講談社学術文庫、2013年)を探した時に、先に読みたいと思ったのは『つくられた桂離宮神話』(講談社...
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『いくさ物語の世界』(2008)

日下力『いくさ物語の世界 中世軍記文学を読む』岩波新書、2008年読み頃この頃の本がよく箱の中から出てくる。花火のために部屋を整理していた若者が、床に積まれていた本を段ボール箱に詰め込んで外部倉庫へ出したままだったということだろう。一回り経...
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『室町人の精神』(2009)

桜井英治『日本の歴史12 室町人の精神』講談社学術文庫、2009年、2013年第5刷何か読むたびに挫折する本のようだ。読みはじめると、読んだことがあることを思い出すが、室町時代の政治状況の分かり難さと、登場人物の多さ、執奏、伝奏、申次など似...
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『蕪村七部集』(1928)はちょっと手強い

伊藤松宇校訂『蕪村七部集』岩波文庫、1928年、2004年第10刷『蕪村七部集』とは例言によると、「蕪村七部集は文化五年秋書肆懷玉堂等の編纂せるものにして例の七部集形本二巻に分たる、上巻には其雪影、明烏、一夜四歌仙、花鳥篇、桃李、下巻には續...
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『「第三者委員会」の欺瞞』(2020)

八田進二『「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末』中公新書ラクレ、2020年タイトルからして内容が透けて見えるので、買う必要はないのかもしれないが、八田進二氏の本は大概は目を通すことをしている。本人が駿河台大学の頃に名刺交...