『「超」AI整理法』(2019)その3

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野口悠紀雄『「超」AI整理法 無限にためて瞬時に引く出す』KADOKAWA、2019年

野口悠紀雄氏は「超」メモ帳をグーグルドキュメントで作ることを勧めており、簡易テンプレートを用意している。noteのリンクから早速使ってみた。原理は非常に簡単であった。検索効率を上げるためにメタキーワードや属性キーワードを設定するのである。iPhoneのメモ帳の仕様もMTFになっているので、最後に編集したドキュメントが一番上にくる。だから、「超」メモ帳に移行するまでもないのである。Appleで完結しているので、共有の問題は生じない。普通は野口悠紀雄氏の言うようにグーグルドキュメントでクラウド連携した方がいい。グーグルドキュメントはファイルの表示順について、最後に参照したファイルを先頭に置く機能(最終参照)と最後に編集した(最終更新)ファイルを先頭に置く機能(MTF)を選べる。デフォルトが最終参照だったので、最終更新を選択した。機種に依存しないシステムで運用したいのと、iCloudの容量を減らさないためである。

音声入力は使っていなかったが、いつのまにか改善されていたので、これは利用してみたい。Googleレンズも使っていなかったけど、OCRの機能が良くなったようで、使ってみることにした。ただし、Adobe Scanで歪んだ書類をPDF化しているのは、そのまま続ける。万能なアプリはまだない。Googleレンズてそこまでの性能はないようだ。

野口悠紀雄氏の本の作りは面白い。重要なところはあらかじめ蛍光ペンでなぞったようにゴシック文字とピンク色のラインで強調されているし、所々にQRコードが埋め込んであり、ビデオと連携している。

「超」メモ帳がすぐに使えるテンプレート

#AI

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