法務部門の役割とは

読書時間

芦原一郎『法務の技法』(中央経済社、2014)

ビジネス法務の部屋で山口利昭弁護士が睡眠時間を削って推薦してくれた本なのである。

ビジネス法務の部屋2014年7月3日(木)

著者の社内弁護士の経験やノウハウを82のテーマで文書化した実務書である。

テーマ

分析力アップ 19

推進力アップ 31

説得力アップ 7

文章力アップ 9

防衛力アップ 11

やる気アップ 5

法務部門が取引先や関係部署とどのようにやりとりするのがいいのか例示のなかでポイントが見えてくる。

実務書とはこういうものだ。

最後に、社内法務の基本を4つあげ、

法務部門の業務を整理したが、会社と社会の関係は一様ではない。法務の役割を各人のなかで整理することを説いて終わる。

各章ごとにおまけ小説「法務の小枝ちゃん」があり、面白い。

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