斎部広成撰、西宮一民校注『古語拾遺』(岩波文庫、1985年、2013年第18刷)
訓読文だけ読んでみた。44頁あり、ゆったりした作り(書き込みが容易)なので読み通すことができた。
解説が75頁あるので、気合入れないと読めそうもない。要約を写してひとまず休む。
「古語拾遺は、平城天皇の朝儀についての召問に対し、祭祀関係氏族の斎部広成が忌部氏の歴史と職掌から、その変遷の現状を憤懣として捉え、その根源を闡明しその由縁を探索し、それを「古語の遣(も)りたるを拾ふ」と題し、大同二年(807)二月十三日に撰上した書である」(159頁)。
上田正昭・鎌田純一『日本の神々 「先代旧事本紀」の復権』を読んだ時に『古語拾遺』が手元にないと不便なので、今朝、神保町で買ってきた。
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