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『内村鑑三』(1976)

森有正『内村鑑三』講談社学術文庫、1976年、1977年第2刷この薄い本を手にしたのはいつだったのだろうか。秋田稔氏の解説と内村鑑三年譜を入れて97頁の文庫である。講談社学術文庫にはこの手の文庫がかつてはあったが、今は分厚い文庫本の代名詞と...
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『術語集 ー気になることばー』(1984)再読

中村雄二郎『術語集 ー気になることばー』岩波新書、1984年第3刷段ボール箱を開けたら出てきた。懐かしいので暫く枕元に置いておくことにした。寝る前に2つ3つ読もうとするのだが、関連するところを読んだりして終わらなくなる。頭が冴えると眠れなく...
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『徳政令 ー中世の法と慣習ー』(1983)

笠松宏至『徳政令 ー中世の法と慣習ー』岩波新書、1983年以前読んだ早島大佑『徳政令 なぜ借金は返さなければならないのか』(講談社現代新書、2018年)で中世法の不思議さを感じたのであるが、なぜなぜ感は残っていた。事務所でTVの下に何気に目...
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『井筒俊彦 叡智の哲学』(2011)

若松英輔『井筒俊彦 叡智の哲学』慶應義塾大学出版会、2011年、2014年第4刷井筒俊彦の『意識と本質』(岩波文庫、1991年)を読もうと段ボール箱を開けたら、若松英輔氏の本が出てきた。これを読みながら、週末に心当たりの箱を開けて『意識と本...
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『戦国北条家の判子行政』(2020)

黒田基樹『戦国北条家の判子行政 現代につながる統治システム』平凡社新書、2020年黒田基樹氏の戦国北条家関係の15冊目の一般書である。戦国北条家の虎朱印「禄壽應穏」が帯にあったので、買ってしまった。私にとって3冊目の一般書になった。虎朱印の...
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『ボワソナアド』(1977)

大久保泰甫『ボワソナアド』岩波新書、1977年大学の時に出た本であるが、気が付かないで過ごしてしまった。今になって読むのも何か気紛れのような気がするが、ボワソナアド(今はボアソナードが普通か)の日本における役割を考えてみたくなった。明治とい...
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『前方後円墳の時代』(2020)その3

近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年第3章 手工業生産の展開縄文社会の分業と交換の話になる。「分業の成立・発達を考古学的に追求する手がかりは、その多くが分業の結果として生まれる交換の事実であろう。しかしそうはいっても、交換の事実...
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『誰も読まなかったコペルニクス』(2005)

オーウェン・ギンガリッチ、柴田裕之訳『誰も読まなかったコペルニクス』早川書房、2005年天文学の話題は、子午線の長さを計測する話があった。途中まで読んだが、また続きを何処かで読もう。2020-06-05『万物の尺度を求めて』(2006)20...
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『理想のリスニング』(2020)

阿部公彦『理想のリスニング 「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界』東京大学出版会、2020年何で語学の本を買うのでしょうか。受験するわけでもないのに。洋書を読んでいてモヤモヤ感があるので、誤訳の定番にハマっていないか調べるためです。それは...
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『意味の深みへ 東洋哲学の水位』(2019)その2

井筒俊彦『意味の深みへ 東洋哲学の水位』岩波文庫、2019年第2刷第2論文「文化と言語アラヤ識ーー異文化間対話の可能性をめぐってーー」「文化とは、そもそもどのようなものであるのか。(省略)世のなかには、特に人間的経験の事象の場合、それを学問...