入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年
先週B&Bでトークイベントが始まる前に購入した。
この本が出たため、ブログを「京都を読む」にすることを諦めた経緯がある。だから買っていなかったわけだが、気の迷いで買ってしまったのだ。もう京都本は買わないことに決めていたのに、また、買ってしまった。今回はトークイベントの本を買うのが目的ではなかったのかと反省したが、既に遅し。B&Bの戦略に見事に嵌ることになったのである。
いけずな京都が好きやからとしか言いようもない。ほんでもって世の京都本を解体をして、ほんまもんを選んでみせる入江敦彦氏の行けず度合いもよろしい。ただ、他所さんに分からないようにいけずせなならんところを、本書のように正面から貶しては艶消しや。褒めてるようで貶すのは高等テクニックのため、厳密にはいけずな本とは言えないのだろう。
コメント