加島祥造『「老子」新訳 名のない領域からの声』地湧社、2013年
加島祥造の「老子」訳は3冊が出版された。
『タオ ヒア・ナウ』(PARCO出版、1992年)は81章のうち15章が除かれていた。
『タオーー老子』(筑摩書房、2000年)
は完訳して定本とした。『ちくま文庫』(2006年)になっている。
『「老子」新訳 名のない領域からの声』(地湧社、2013年)
は最後の訳である。
訳というより詩であることをよしとするなら、『伊那谷の老子』にあった『タオ ヒア・ナウ』かと思うが、最後の訳もよかった。
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