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流転する明智光秀の首塚

『奈良史学』37号に村上紀夫氏が「流転する明智光秀の首塚」を書いていたのを読む。明智光秀の首は斎藤利三の首と共に粟田口に葬むられたあと、明智光秀の子孫か家来の子孫という明田理右衛門(明田利右衛門)によって白川橋三条南梅宮町に五輪塔が移された...
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『日本中世への招待』(2020)その2

呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年第二部 交流の歴史学「この室町文化の特徴を一言で述べるなら、「寄合の文化」ということになろう」(P156)。闘茶や連歌は「寄合の文化」をよく表している。タイムスクープハンターでも闘茶などの賭博...
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『日本中世への招待』(2020)

呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年書誌情報朝日新聞の土曜別冊「be」に2014年10月より2018年3月まで月1連載したものに概説を加えたもの。連載はネットDIGITAL朝日新聞で読んでいたので、第一部の概説を読む。当初は日本...
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『老子入門』(2002)

楠山春樹『老子入門』講談社学術文庫、2002年、2004年第3刷書誌情報『中国の人と思想4 老子』(集英社、1984年)を底本として、1993年、湖北省荊門市の郭店楚墓から「竹簡老子」が出土したことから、解説部分を全面的に書き改めたほか、巻...
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『姿なき司祭』(1970)その3

埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年装幀は粟津潔である。箱の裏の文字が鏡文字になっているのが珍しい。出版社名まで鏡文字にしてしまった。ISBNコードと定価だけが通常である。枠内を鏡文字にした意図はなんであろうか。モ...
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『姿なき司祭』(1970)その2

埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年古書と肴 マーブルの店主の話では、大学の卒論が埴谷雄高だったという。その関係で埴谷雄高関連の書籍が多いのであった。『死靈 第9章』まで辿りつけない人がほとんどの中、店主は死靈(し...
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『姿なき司祭』(1970)

埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年甘夏書店で本を買った帰りに、教えてもらった「古書と肴 マーブル」さんへ初めて伺う。19時半の開店間際で忙しく、ハートランドビールだけもらって、背後の本棚の本を眺めていたら、埴谷雄...
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『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その3

村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷若松英輔氏がTwitterで『初比山踏(うひ山ふみ)』を読んで本居宣長の「詩歌を語る言葉に経験的に感じる何かがある」と呟いていた。そして『古事記』と『万葉集』を読...
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『読む京都』(2018)

入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年先週B&Bでトークイベントが始まる前に購入した。この本が出たため、ブログを「京都を読む」にすることを諦めた経緯がある。だから買っていなかったわけだが、気の迷いで買ってしまったのだ。もう京都本は買わな...
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『わたしのウェールズ、わたしの家』(2004)

ジャン・モリス、北野寿美枝訳『わたしのウェールズ、わたしの家』早川書房、2004年A WRITHER'S HOUSE IN WALESby JAN MORRISNational Geographic Society, 2002巻末にC・W・...