読書時間 『植物の世界』(1950) 日本植物学会編『植物の世界』共立出版社、1950年、PDF、92P新制中学生のための植物学の課外読物として作られた本がPDFとして日本植物学会のページで入手できる漫画もあって楽しい読物となっている。昭和25年(1950)の文章でり、「ありま... 2018.09.06 読書時間
読書時間 「戦国期・豊臣政権期京都の御霊祭」 河内将芳「戦国期・豊臣政権期京都の御霊祭ー文禄五年を中心に」日本歴史学会編集『日本歴史 2018年9月号』吉川弘文館、2018年御霊祭について、先行研究に言及することから始まる。本多健一氏の一連の研究で「御霊祭が下京の祇園会と比肩しうる上京... 2018.09.05 読書時間
読書時間 『黒谷に眠る人々』(1973) 北川敏於『黒谷に眠る人々』黒谷文庫第8巻、1973年、1990年2刷黒谷とは紫雲山金戒光明寺のことをいう。webをみると「浄土宗大本山くろ谷金戒光明寺」とある。黒谷(くろだに)さんと土地の人は呼ぶ。京都に来始めた頃に、タクシーに乗って黒谷の... 2018.09.03 読書時間
読書時間 『書くー言葉・文字・書』(2009) 石川九楊『書く ー言葉・文字・書』中公新書、2009年本は出会いである。先日、種智院大学の公開講座で梵字で金剛界の中台八葉院の仏の字を書くという経験をした。仏の梵字は必ず命点(みょうてん)を打ってから書き始めるというのだ。書も点画を打って始... 2018.08.29 読書時間
読書時間 『戦国大名と分国法』(2018)その2 清水克行『戦国大名と分国法』岩波新書、2018年第3章 六角承禎・義治と「六角氏式目」六角氏式目は当主が家臣に作らせたものを承認したという。それぞれが起請文を作成しているという異例なものだ。大名が家臣団をしばるのではなく、大名の恣意的な行動... 2018.08.27 読書時間
読書時間 『戦国大名と分国法』(2018) 清水克行『戦国大名と分国法』岩波新書、2018年ポスト戦国時代の「統治のあり方」に感動したのに、また、戦国時代へ戻っている。桜井英治氏と共著の『戦国法の読み方ー伊達稙宗と塵芥集の世界』(高志書院、2014年)は3日間の対談集だった。清水克行... 2018.08.22 読書時間
読書時間 『アングロサクソンと日本人』 (1987) 渡部昇一『アングロサクソンと日本人』新潮選書、1987年「新潮社の文化講演会」(昭和57年前期・1月ー6月の連続講演)のテープを書き起こしたものをもとに手を加えたものである。平易な文章であり、耳で聴いて分かる説明になっている。今なら地図など... 2018.08.19 読書時間
読書時間 『文明が衰亡するとき』(1981) 高坂正堯『文明が衰亡するとき』(新潮選書、1981年)高坂正堯(まさたか)は衰亡論について想いを寄せる理由を書いている。衰亡論はわれわれに運命を考えさせる。人間はだれでも未来への不安と期待の二つを持っている。それはわれわれが有限の存在だから... 2018.08.18 読書時間
読書時間 『Tigran Petrosian his life and games』(1974) Vik. L. Vasiliev『Tigran Petrosian his life and games』1969年ロシア語版の英訳、R.H.M. Batsford 、1974年Tigran Petrosian(world champion... 2018.08.14 読書時間
読書時間 『細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり』(2018) 稲葉継陽『細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり』吉川弘文館、2018年日本近世社会における統治のあり方を史料に基づき丁寧に論じた書である。織田信長のもとで初陣した細川忠興の嫡男の細川忠利がポスト戦国時代に小倉藩から熊本藩で実践した統治の枠組を... 2018.08.13 読書時間
読書時間 『人と企業はどこで間違えるのか』(2014) ジョン・ブルックス、須賀綾子訳『人と企業はどこで間違えるのか 成功と失敗の本質を探る10の物語』ダイヤモンド社、2014年「本書は1959年から69年にかけて執筆されたエッセイのアンソロジーである。2014年の夏になってビル・ゲイツが「最高... 2018.08.09 読書時間
読書時間 『ピーター・ティール』(2018) トーマス・ラッポルト、赤坂桃子訳『ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望』飛鳥新社、2018年第4刷イーベイ、パランティアを起業したPeter Thielをドイツ生まれの起業家、投資家、ジャーナリストのThomas Rap... 2018.08.01 読書時間
読書時間 『考える技術・書く技術』(1973)その3 板坂元『考える技術・書く技術』講談社現代新書、1973年、1992年第47刷6.仕上げ本における漢字の比率に言及したなかで、当用漢字を評価している箇所が懐かしい。「60年代後半の日本文学に難解な文章があらわれたこともたしかだが、その一方では... 2018.07.23 読書時間
読書時間 『考える技術・書く技術』(1973)その2 板坂元『考える技術・書く技術』講談社現代新書、1973年、1992年第47刷3.実践し易さ著者が国文学の先生であることをすっかり忘れていた。記憶は嘘をつく。しかし、もっと驚いたのは著者が夥しい一般書を書いたにも関わらず、この後の本を私は読ん... 2018.07.22 読書時間
読書時間 『考える技術・書く技術』(1973) 何度も買ってしまう本がある。板坂元『考える技術・書く技術』(講談社現代新書、1973年)だ。2014年10月購入図書に最近の記録がある。そして、2018年07月購入古書に載る予定だ。それ以前は記録していない。1.何度も買ってしまう理由著者の... 2018.07.21 読書時間