読書時間 『訳詩集 葡萄酒の色』(2013) 吉田健一訳『訳詩集 葡萄酒の色』岩波文庫、2013年吉田健一を読む季節があるのかもしれない。漢詩を英訳したものを現代詩訳したものを読んで、詩の良さを思い出した。英詩や仏詩を取る前に、以前、T.S.エリオットの「荒地」の西脇順三郎訳と吉田健一... 2020.01.25 読書時間
読書時間 『須弥山と極楽』(1973)に圧倒される。 定方晟『須弥山と極楽』講談社現代新書、1973年、1979年第10刷インドで集大成された『倶舎論』を図解すると何とも壮大で楽しい。図書館で大きなサイズで図を見てみたい気がする。言葉で書いても説明できない須弥山世界の俯瞰図(P13)を見ている... 2020.01.24 読書時間
読書時間 『忌み名の研究』(1992) 穂積陳重著、穂積重行校訂『忌み名の研究』講談社学術文庫、1992年穂積家三代穂積陳重(ほづみのぶしげ)は法学者であり、子の穂積重遠も同様に法学者であり、穂積重遠の『新訳論語』(講談社学術文庫、1981年)は谷沢永一先生のお勧めによって入手し... 2020.01.23 読書時間
読書時間 『老子』(2008) 鉢屋邦夫訳注『老子』岩波文庫、2008年、2019年第18刷加島祥造の『伊那谷の老子』(2004年)を読んでいて、加島祥造の自由で奔放な「老子」を味わう前に、『老子』を読んでおこうと思って書庫を探してみたが、見つからないので本屋でいくつかあ... 2020.01.21 読書時間
読書時間 『伊那谷の『老子』』(2004)その4 加島祥造『伊那谷の老子』朝日文庫、2004年加島祥造の現代詩訳に入る前に私は寄り道をした。『老子』はどう読まれてきたのかを確認しようとしてみた。2、3の本をめくってみたわけである。加島祥造が誰にでもある『老子』体験について書いていた(「初の... 2020.01.20 読書時間
読書時間 『伊那谷の『老子』』(2004)その3 加島祥造『伊那谷の老子』朝日文庫、2004年A Hundred and Seventy Chinese PoemsTransrator:Arthur WaleyCONSTABLE AND COMPANY LTD.1918をkindle版で入... 2020.01.19 読書時間
読書時間 「信長はなぜ本能寺に滞在していたのか」 現代思想令和2年臨時増刊号『総特集 明智光秀』青土社、2019年河内将芳氏が「信長はなぜ本能寺に滞在していたのか」を書いていたので読む。河内将芳氏の『信長が見た戦国京都ーー城塞に囲まれた異貌の都』(洋泉社歴史新書y、2010年)と『宿所の変... 2020.01.18 読書時間
読書時間 『伊那谷の『老子』』(2004)その2 加島祥造『伊那谷の老子』朝日文庫、2004年加島祥造は伊那谷の駒ヶ根を流れる天竜川の西の段丘の大徳原に建てた小屋から、東の段丘の中沢の小屋に3年前に移ったと書いている。Arthur WaleyのThe Way and Its Powerと林... 2020.01.18 読書時間
読書時間 『ヨーロッパとイスラーム世界』(2020) R.W.サザン、鈴木利章訳『ヨーロッパとイスラーム世界』ちくま学芸文庫、2020年書誌情報本書は1980年に岩波現代選書として刊行されたR.W.サザーン『ヨーロッパとイスラム世界』の著者名とタイトルを変更して文庫版した。山本芳久氏が解説を書... 2020.01.17 読書時間
読書時間 『英語談話表現辞典』(2009) 内田聖二編『英語談話表現辞典』三省堂、2009年(編集済)最初に和英インデックスで「血肉の通った」を探したのは言うまでもない(笑)。もちろん立項はしていない。まえがきに「本辞典は,英語の会話で頻出する表現を取り上げ,それらが用いられる背景と... 2020.01.16 読書時間