断片記憶

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『日本の名峰 中央・南アルプス、関東周辺の山々』

『日本の名峰 中央・南アルプス、関東周辺の山々』NHKエンタープライズ、2008年しかし、今まで取っておいたのがおかしいくらいだ。109分。ハイビジョンだけにクリアではあるが、ややオムニバス的である。北岳編は梅雨、盛夏、晩秋の景色だ。北岳 ...
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萬朶の櫻

萬朶(ばんだ)の櫻という言い方があった。花の雲鐘は上野か淺草か (芭蕉)芭蕉の深川の草庵から「遥かに眺めやれば上野・淺草あたりは萬朶の櫻雲に包まれて居る。その花の雲を渡ってゆるやかに響いて來る鐘の聲、それも霞んだやうで上野の鐘たも淺草の鐘と...
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二上達也九段逝く

二上達也九段が2016年11月1日に肺炎で逝去された。享年84歳である。自分のブログの人気記事ランキングを見て知ったのだが、迂闊だった。テレビも見てないし、衣擦れの宴もあり、日経電子版も見てなかった。『将棋魔法陣 二上達也詰将棋作品集』(2...
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『日本の名峰 北アルプス』(2008)

『日本の名峰 北アルプス』NHKエンタープライズ、2008年しかし、今まで取っておいたのがおかしいくらいだ。4本もある。109分。ハイビジョンだけに昨日のよりクリアだ。雪の穂高岳である。4月の小屋開けはいいなあ。夏の滝谷のクライミングも写し...
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『花の百名山 7』(2002)

『花の百名山』NHKエンタープライズ21、2002年にっぽん百名山「針ノ木岳」を見る。キヌガサソウの花が出て、田中澄江の『新・花の百名山』の話が語られた。針ノ木岳は深田久弥の『日本百名山』では選ばれなかった山だ。放送が終わって、『花の百名山...
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虚無僧尺八の世界

中村明一『虚無僧尺八の世界 京都の尺八Ⅰ 虚空』日本伝統文化振興財団、2008年監修の小島美子氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)によると、明暗寺(みょうあんじ)に伝承される尺八曲を中心に収録されたという。明暗寺は東福寺内にあるので、東福寺の塔...
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『蒙古襲来』(2001)その4

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷4.鎌倉後期の政治路線網野善彦はこの時代に二つの方向性があったという。一つは「撫民」による「政道」としての方向で、農業を基礎とする社会に統治者としてのぞむことを志向する。過度な奢侈...
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『湖底の城 第7巻』(2016)

宮城谷昌光氏『湖底の城 第7巻』講談社、2016年『月刊京都2016年11月号 京都案内人×感動紅葉』を買いにoazoへ行ったら、宮城谷昌光氏の『湖底の城 第7巻』(講談社、2016年)が平積されていたので、買ってきた。2階は滅多に寄らない...
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『蒙古襲来』(2001)その3

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷3.時頼の二面性重病におちいった兄の経時から19歳で執権を継いだ北条時頼は一族の名越光時との争いに勝ち(1246年)、宝治合戦(1247年)では有力な御家人の三浦一族を滅ぼした。2...
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『蒙古襲来』(2001)の時代

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷2.『蒙古襲来』の時代網野善彦の『蒙古襲来』は分厚い。北方謙三の解説を入れて614ページである。網野善彦は『蒙古襲来』で飛礫(つぶて)・博奕(とばく)・道祖神(さえのかみ)を最初に...
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『蒙古襲来』(2001)で叡尊・忍性を考える。

網野善彦『蒙古襲来』小学館文庫、2001年、2005年第2刷1.「忍性展」で生じた疑問この夏に「忍性展」を観て、癩病患者への献身と殺生禁止など守れるはずのない者への授戒がどうしてリアリティを持つことができたのか分からなかった。そのまま疑問を...
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『京都手帖2017』で遊ぶ

光村推古院編集部『京都手帖2017』光村推古院、2016年京都手帖を買うのも10冊目となった。最初の年のは買っていない。「京都を持ち歩くスケジュール帳」というコピーにも関わらず、近年は持ち歩かないのだ。京都手帖は買ってくると、まず今月のおす...
シガモノ

ビワイチ

輪の国びわ湖推進協議会編『ビワイチ公式ガイド ちずたび びわ湖一周自転車BOOK』西日本出版社、2016年琵琶湖は電車で一周したことはあるけど、歩きや自転車はない。そんな夢見たいなびわ湖一周の自転車の本だ。ビワイチ公式ガイドとは嬉しい企画だ...
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『芸者が支えた江戸の芸』(2016)

安原眞琴『歴史再発見 芸者が支えた江戸の芸』NHK出版、2016年何はともあれ、2016年10月4日から12月27日の火曜日の20時30分から21時までの30分をジョルテに入れておいた。安原眞琴氏から連絡がないので今年は順調かなと思っていた...
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何故に新刊本なのか。

このブログを見ても2016年、2015年が多い。新刊本ばかりである。本屋に並べられた本を素直に買っているのである。本を選んでいないのだろう。吟味していないのだろう。そんな声が聴こえるような気がする。本当の本に出会えるのは図書館かもしれないと...