断片記憶

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『念佛機』を読む

『念佛機』光と音の専門店HAO HAO HAO 『念佛機』は自動念佛機(ブッダマシーン)を紹介した16頁の小冊子だ。「ブッダマシーンとは… 2005年に中国の現代音楽ユニットFM3が発売したアンビエントループマシーンの名称」だという。amb...
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『書痴の散歩』(1932)の話

齋藤昌三『書痴の散歩』書物展望社、1932年 私が戦前の本を持っているとは、私の周りにいるひとは想像できないに違いない。新し物好きでミーハーと思われているが、例えば、書痴と言われた齋藤昌三の『書痴の散歩』(書物展望社、1932年、1,000...
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表と裏

やまと尼寺精進日記を見ていたら、生け花の師匠が花に表と裏があると言って花の飾る向きを説明していた。日の当たる場所が表で反対側が裏である。花と葉を見て表と裏を見分けていた。 樹木も北側と南側ある。自然はそう作られているが、人工物に囲まれている...
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『サイバネティクス』(2011)を買う

学会の定例研究会でNorbert WienerのCYBERNETICSを読むことになったという発表を聴いたので、本屋に行ったら、岩波書店で1961年の第2版を翻訳したものが文庫本になっていた。昨今の人工知能ブームのせいで機械学習が身近になっ...
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言問橋

吾妻橋から白鬚橋までの隅田川の両岸の桜が散って、新緑が萌え始めたが、まだ、イチョウの木が小さな葉を伸ばしだした頃の言問橋
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グミの花

今年は3月の終わりから4月の初めにかけて東京の天候は寒かったせいもあるが、今年もグミの花が一杯である。 落葉するナツグミ
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高足の芸

北野祭礼図絵巻を見ていると、棒に乗った男女が描かれている。田楽の名の由来となった高足(こうそく)については、春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が『ひととき』2018年12月号に「儀式の解読」を書いていたことを思い出した。高足の芸は難しいので春日...
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4月1日あるいはエイプリルフール

相変わらずココログの混乱は続いている。この失敗事例から我々は何を学ぶのだろうか。 時は経つものである。その感じ方は年齢や体調によっても一定ではない。日々、少しの時間を捻出して読書やblog書きに充てている。もっとも、長時間の読書には耐えられ...
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読書の傾向について

このところ、電車で読書することで、ブログにメモしてきた。混んでいて本を読めない時もあれば、読んでいて乗り越すこともある。 『和歌とは何か』渡部泰明、2009年 『沖縄の聖地 御嶽』岡谷公二、2019年 『秀吉の大仏造立』河内将芳、2008年...
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ここらで一服

今年の1Qの最終月となった。残りの4週をどう使うか。そもそも、今年は計画を立てていなかった。わずかに読書について新刊本、古書そして積読本の割合を決めたくらいだった。 元木泰雄氏の『源頼朝』(2019年)を読んでいて、同時代人の慈円の『愚管抄...