断片記憶

断片記憶

RIP 川田順造

2024年12月20日に文化人類学者の川田順造氏(1934-2024)が亡くなられました。レヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』を翻訳したのは1967年なので若い時だったのですね。お悔やみ申し上げます。もうすっかり忘れているので読み返したいと思...
断片記憶

EX LIBRIS

11月のHi Ootaさんの個展で購入した蔵書票が額装されて送られてきた。この版画を使って本を作るのも悪くないと思っているが、さて、どうだろう。
断片記憶

晩秋の散歩なのか初冬の散歩なのか

もう師走となった。まだ、銀杏の樹は黄金色の葉を貯めて陽の光を浴びている。暦通りに生活するにはズレを感じる。それにしても去年の記憶は定かではなく、着る物も外気温に合わなかったりする。陽を求めて歩く散歩はもう冬である。
断片記憶

探索式2024年11月

霜月が終わり後は師走を残すばかりとなった。何もかもが速く過ぎていく。探索式も11ヶ月経過して見通しがよくなくなってきた。続かないのが私の性格なので師走についてはよくわからない。分割しないと統治ができそうにもない。(状況)霜月は社会科学の古書...
断片記憶

雲月の小松こんぶ

久しぶりに知人と会食した際にいただいたのは京都雲月の小松こんぶだった。こちらが何も用意してこなかったのは気遣いが足りなかった。南青山に店を出していたのは知らなかったが、京都でしか買えない味はだんだんとなくなってきていることはわかっている。東...
断片記憶

RIP 西尾幹二

西尾幹二氏が2024年11月1日に老衰で亡くなられたというニュースが送られてきた。実家の机の上に積んでいた本の中に西尾幹二氏のニーチェに関する本がある。50年も前の本なので読み返すかどうか検討中にしてあった。氏のご冥福をお祈りするとともに読...
断片記憶

「探索式2024年」10月の状況

神無月も葉月、長月と続き山括弧塾関係の本を買ったのは、山括弧塾秋季オンライン講義があったせいだと思う。このMapを維持するのは容易ではないと先月書いたが、知の繋がりを追求するのなら、今年読む本は今までに買った本とどう繋がるっているかが大切だ...
断片記憶

RIP 高橋秀爾

西洋美術史研究の高橋秀爾氏が2024年10月17日に亡くなりました。92歳でした。2014年の古典の日に芳賀徹氏と高橋秀爾氏の掛け合い漫才を聴いたのは京都国際会議場でした。ご冥福をお祈りします。
断片記憶

秋の日の

電車に乗り日差しを背中に受けていると、眠気に誘われる。そんな季節は足早に過ぎ去って、ひんやりしたものを感じれば、もう冬は間近ということになる。コスモスの花が咲いている季節はそう長くはない。秋の昼は読書に相応しくないのだろう。
断片記憶

「探索式2024年」9月の状況

長月は葉月に比べ購入ペースは落ちたが、山括弧塾関係の本は増えつつある。このMapを維持するのは容易ではない。だから、いつでも1年でリセットしている。(状況)哲学が永井均氏を中心に枝葉をつけるくらい増えた。語学も枝を伸ばしている。歴史は点とし...