ひととき

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149「地蔵が覗く」千宗室

2022年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「地蔵が覗く」というタイトルでした。不思議なタイトルですね。家元が下鴨を散歩していたときの話のようです。稲荷の祠がある路地を左右どちらに進むか迷って左に進むと視線を感じた...
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148「歩道橋を渡ろう」千宗室

2022年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「歩道橋を渡ろう」というタイトルでした。意味深なタイトルですね。実際そんな終わり方をしています。家元は歩道橋が好きなようです。老朽化して歩道橋は撤去されていきます。堀川上...
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147「七草を叩く」千宗室

2022年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「七草を叩く」というタイトルでした。家元の家では七草粥の前日の暮れ方に囃子歌に合わせてまな板に載せた七草を叩くそうです。 「唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に 七草叩く ...
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146「日本海の色」千宗室

『ひととき』2021年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「日本海の色」というタイトルでした。家元が原稿が書けなくて母堂に教えを乞うたのは若狭の海の話でした。「太平洋では朝日を顔に受けるけど、若狭では背中に受けるか...
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145「好きだの嫌いだの」千宗室

2021年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「好きだの嫌いだの」いうタイトルでした。
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144 「嵐山」千宗室

2021年10月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「嵐山」というタイトルでした。観光地名のタイトルは珍しいことです。なんでも子供の頃に行った落柿舎の記憶が曖昧なので確かめるために出かけたと言います。 二条駅から嵐山まで...
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143「ついで参り」千宗室

2021年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「ついで参り」というタイトルだった。月に二度御霊神社にお参りするという。ある人から教わって祈るのは国のことが先だという。何やら国家神道の話かと思ったが、そのあたりはわから...
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城下町・金沢の麗しき発酵文化

ひととき2021年8月号の特集で小倉ヒラク氏が訪ねた金沢の町は懐かしさを感じた。ひがし茶屋街より車で5分の大桶町のやちや酒造は風情がある。ひがし茶屋街の福光屋ひがしで加賀鳶や福正宗を試飲するのは最高だね。金沢ブルワリーでスタウト飲んで、翌日...
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142「この町の戦争」千宗室

2021年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「この町の戦争」というタイトルだった。家元が散歩で堀川通から西へ行くので余計な想像をしてしまった。西陣空襲については「不発弾が一発落ちた」という程度で正しく伝わっていない...
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141「和ちゃんと卵」千宗室

2021年7月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「和ちゃんと卵」というタイトルだった。家元が松鮨の回想をしていた。池波正太郎が書いていたが手元に本がないと不便だ。ないも同然。家元が松鮨の仕事を贔屓にしている祇園南の鮨屋...