ひととき 2021年5月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「岩、漏る」というタイトルだった。家元が稽古で足袋を履かなかった昔は踵にひび割れができたという。ひび割れた踵にクリームを塗ると書いてきて、「岩もる水」という銘の菓子を思い出したのだった。
注)「岩もる水」は家元の裏千家十二代円能斎好の菓子であるという。俵屋吉富では7月の菓子であるが、石原義正氏の『菓匠歳時記』には載っていなかった。
平野恵理子氏のイラストを参考に、「岩もる水」をネットで見てみたが、このイメージは見当たらない。また宿題になった。
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