133「石仏の小道」千宗室

ひととき

ひととき 2020年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「石仏の小道」というタイトルでした。家元が中学生のときに、岩船寺から浄瑠璃寺へ向かって歩いた話です。当尾の石仏に微笑まれた思い出があり、また微笑まれたら夢見が悪そうで再訪していないといいます。

注)秋になると堀辰雄の『大和路・信濃路』を思い出します。浄瑠璃寺の柿の木の話を少女がする「浄瑠璃寺の春」を読んで柿がなる秋に行ってみたいと思いました。何故か、馬酔木を見に春と暑い夏ばかり浄瑠璃寺を訪ねていました。

ムラサキシキブの実が染る秋です。

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