Goinkyodo

断片記憶

諦観ということ

諦らかに観ることとはよく言ったものです。昨日、区切りについて考えてみましたが、ハンドリングできる範囲に本などを整理していこうと思いました。今までも本の整理をしてきましたが、規準がはっきりしませんでした。後で読むかも知れないというのは、選別の...
断片記憶

区切りということ

仕事の区切りがついて、さて、残された時間をどう使うか考えなければいけなくなりました。コロナウイルスで博物館や図書館などの施設がほとんど使えないので、事実関係の確認に使うことはできないとなると、日頃の懸案である本の話になるようです。本は闇雲に...
読書時間

『徒然草 無常観を超えた魅力』(2020)

川平敏文『徒然草 無常観を超えた魅力』中公新書、2020年書誌情報目次は章と節。参考文献(各章毎)と関連年表があるが、索引はない。なお、引用文典一覧をwebで公開している。本書は『徒然草』ついて著者が研究した内容を一般書で紹介しているもので...
読書時間

『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』(2011)

中野三敏『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』角川学芸出版、2011年いよいよ上級編を読む。これは手に余る感じがした。最近、『おくのほそ道』を読み流したので、調子は分かるが、漢字が難しい。「芭蕉門人の素龍という能書家が書いた自筆本をそのまま...
ひととき

奈良その奥から18「石工の誓い」

岡本彰夫 『ひととき』2020年4月号元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「石工の誓い」について『ひととき』2020年4月号に書いていました。奈良県明日香村の高松塚古墳の壁画にカビが生じた事件で、解体修理を施すべく選ばれたのが奈良の石工、左野勝司...
ひととき

126「丸い雨」千宗室

ひととき 2020年4月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「丸い雨」というタイトルでした。久しぶりに家元の町歩きです。松尾から西の方角といいます。膝ぐらいの高さの河原を載せた土塀があり、その畳一枚ほど奥に焙った板塀のあ...
視聴時間

『天平萌ゆ 奈良東大寺 悠久の歳事記』(2011)

『天平萌ゆ 奈良東大寺 悠久の歳事記』東宝株式会社、2011年、DVD104分+特典映像お水取りは終わったが、何故かテーブルに出ていたのでDVDの封を切った。たぶんお水取りの前に見る予定で段ボール箱から出してきたのだろう。春は恒例の封切シリ...
読書時間

『ミル『自由論』原書精読への序説』(2020)

薬袋善郎『ミル『自由論』原書精読への序説』研究社、2020年薬袋善郎(みないよしろう)氏の本を読んだのは『英語リーディングの秘密』(研究社出版、1996年)が最初だった気がします。研究所の語学関係の本は翻訳論と文法書を除いてかなり処分されて...
読書時間

『読書の学』(2007)再読

吉川幸次郎『読書の学』ちくま学芸文庫、2007年1.再読するに当たってしたこと前に読んだ時から時間が経ったようだ。そもそも「読書の学」とは何であるのか。ブログを読み直してみたが、書いていなかった。読書については方法論として読むという態度だっ...
読書時間

『日本の中世国家』(2020)

佐藤進一『日本の中世国家』岩波文庫、2020年五味文彦氏を解説を読むために買ったと言ってよい。読んで2点感銘した。第1点 佐藤進一の篤き心「あの年の春ゆかりなく出逢い、やがてわが心への重い問いかけとなってしまったあの闘争への、ささやかな関わ...
読書時間

『論集日本歴史4鎌倉政権』(1976)

北爪真佐夫、黒川高明編『論集日本歴史4鎌倉政権』有精堂出版、1976年野口実氏が日本中世史を論じるには「先行研究の咀嚼と反芻」が必要とのことでTwitterにあげられていた本の一つである。鎌倉政権の論集とばかり思っていたら、巻頭の石井進「日...
読書時間

『読む京都』(2018)その2

入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年2020-02-10 『京都を読む』(2018)としてブログにあげておいて、書籍目録に追加していなかったのは迂闊だった。2020年03月15日に気がついて更新した。何故気がついたかというと、昼に久茂...
読書時間

『勝海舟と西郷隆盛』(2011)

松浦玲『勝海舟と西郷隆盛』(岩波新書、2011年)書誌情報松浦玲氏の新書は年譜、参考文献、索引が付いている。近年は明治維新を記念する行事もあって、研究も進んできた。ただ、新説に飛びつく前に、問題設定が必要だと思うのは、瑣末な議論を追うことで...
視聴時間

land of confusion

genesisのland of confusion 東芝EMI、1987年ジェネシスの1987年の来日記念のCDシングルだった。シングルカットされたland of confusionも好きだが、アルバム未収録のfeeding the fir...
読書時間

『多読術』(2009)

松岡正剛『多読術』ちくまプリマー新書、2009年第2刷筑摩書房の編集担当者である高田俊哉氏が聞き出し役となって松岡正剛氏が答える形式となっている。あとがきで松岡正剛氏は多読術について、「うんと柔らかい。もっと認知関係的で、かなりパフォーマテ...
読書時間

『シリーズ日本古代史⑥ 摂関政治』(2011)

古瀬奈津子『シリーズ日本古代史⑥ 摂関政治』岩波新書、2011年令外官で蔵人、検非違使、摂関や関白を思い浮かべても内覧も令外官であることはあまり意識して読んで来なかった。太政官制のプロセスを令外官でどう変えたのか、中世を理解するにも古代を知...
読書時間

『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』(2012)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』角川学芸出版、2012年かくて、百人一首は記憶で読んだため力にならずに、中級編を手にする。十返舎一九『東海道中膝栗毛』の五編上を読む。弥次郎兵衛と喜多八が江戸から京都まで旅する話は...
読書時間

『古文書をはじめる前の準備講座』(2008)読み直し

吉田豊『古文書をはじめる前の準備講座』柏書房、2008年「還暦に達する年頃になって、今後の人生目標を模索しておられる方々にこの本を提供いたします」とはじまる。この文句で買ったのかもしれない。「戦後生まれなの方々が古文書に取り組むにあたっては...
読書時間

『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』(2010)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』角川学芸出版、2010年、2011年第5刷古文書への入門は先達につくのが一番であるが、機会がないままに歳を重ねるのも残念なので、活字本を戦前から明治に遡る本を読むことで旧仮名遣いに少しな...
読書時間

『おくのほそ道』(1975)

松尾芭蕉 板坂元、白石悌三校注・現代語訳『おくのほそ道』講談社文庫、1975年、1979年第6刷文庫本を処分する判断を迫られて、これを残すことにしたのは、『おくのほそ道』をこのあとくずし字で読む予定があったので、電車の中で読んだ。板坂元が書...