読書時間

『京の社』(2022)その2

岡田精司『京の社 神と仏の千三百年』ちくま学芸文庫、2022年 神社の歴史変遷を辿りながら近代以前の世界を理解するには、参詣曼荼羅など絵画史料がいる。文化遺産オンラインを使ってみて、スマホでは小さ過ぎるし、視認できないものはあつても役に立た...
書籍目録

購入図書2022年08月(その6)

葉月も終わりに向かいて、去年のように冷たいオホーツク高気圧が入ってきて天気が少しくずれて涼しくなった。 (購入後記) 楠木建氏の日経ビジネスの書評を読んでポチした。我々が普段使っている「戦略」「市場」「価値」などの言葉の意味が問われる。コン...
古都を旅する

龍潭寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の静岡」落語家の林家ぼたん氏の2回目は「龍潭寺」でした。井伊谷(いいのや)にある龍潭寺(りょうたんじ)は臨済宗のお寺で井伊氏の菩提寺です。NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台でした。 プラス1は「井伊...
読書時間

『論語抄』(2009)

陳舜臣『論語抄』中公文庫、2009年 書誌情報 2007年に中央公論新社で刊行したものを2009年に中公文庫としたもの。 桑原武夫の『論語』は十篇の「上論」の中からセレクトしていたが、陳舜臣は二十篇の中から、セレクトしている。入門編はそれで...
散歩時間

第二回高砂会

第二回高砂会 四代目中村梅玉一門勉強会  日本橋公会堂4F日本橋劇場 2022年8月21日(日)17:00〜19:20 日本橋へ高砂会を観にいく。 中村梅玉のお弟子さんが出演する会の予定がなぜかカレンダーに入っていたので、雨も止んだことだし...
読書時間

『論語』(1985)

桑原武夫『論語』ちくま文庫、1985年 書誌情報 筑摩書房より、1974年『中国詩文選4論語』として刊行、のち1982年に単行本として再刊したものをちくま文庫とした。学而第一より郷党第十まで漢文、書き下し、解説が書かれている。私と『論語』と...
読書時間

『京の社』(2022)

岡田精司『京の社 神と仏の千三百年』ちくま学芸文庫、2022年 書誌情報 あとがきによると、1993年に、大阪毎日文化センターで「京の社」と題して、24回にわたって行った講座を基に書き下ろしたとある。 2000年に塙書房で刊行したものをちく...
ひととき

155「黄色」千宗室

2022年9月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「黄色」というタイトルでした。家元が幼稚園の頃の思い出を語ります。黄色組は外国人で馴染めなかったそうです。なぜそんなことを思い出したのでしょうか。涼みに入ったコンビニで買...
書籍目録

2022年08月購入古書(その3)

全国で雨の降りかたが変わってきているようだ。集中豪雨という言葉があったが、線状降水帯という気象用語が度々聞かれるようになった。水蒸気の流れで説明されれば、なぜ、そこに大雨が降り続くのかわかったような気になる。だが、雨の降りかたが変わったかど...
古都を旅する

浜松城公園

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の静岡」落語家の林家ぼたん氏の1回目は「浜松城公園」でした。野面積みの石垣が残る天守台に1958年に模擬天守が建てられ歴史資料館となっています。四方を眺望できますが、浜松市役所のビルが近すぎるのが難点です...