四都手帖

2022年11月四都手帖【編集中】

2022年11月の私的な愉しみと記憶 11月は霜月である。そして、紅葉が終われば銀杏の散り敷くときがくる。 【古都】 祇園をどり 祇園会館 2022年11月1日(火)〜10(木) 第42回日本盆栽大観展 京都市勧業館「みやこめっせ」2022...
東都手帖

東都手帖2022年11月【編集中】

2022年11月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 11月は霜月である。晩秋といっていたが、最近は初冬である。12年振りに向島をどりが開催される。曜日により参加できないが、記憶に留めておきたい。 美をつくし 大阪市立美術館コレクション サン...
読書時間

『グーテンベルクの銀河系』(1986)その2

M.マクルーハン、森常治訳『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』みすず書房、1986年、2001年第10刷 目次を見てみよう。 前書き 序章 グーテンベルクの銀河系 再編成された銀河系 またの名、個人主義社会における大衆状況 グーテンベ...
読書時間

『グーテンベルクの銀河系』(1986)

M.マクルーハン、森常治訳『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』みすず書房、1986年、2001年第10刷 書誌情報 Marshall McLuhan,THE GUTENBRG GALAXY  The Making of Typogra...
書籍目録

2022年10月書籍往来

神無月の頃は読書の秋である。 吉田朋正氏の「マクルーハン『グーテンベルクの銀河系』(Marshall McLuhan, The Gutenberg Galaxy. 1962」(東京都立大学オムニバス講義 2020年度総合テーマ「古典から学ぶ...
読書時間

『日本中世の民衆世界ーー西京神人の千年』(2022)

三枝暁子『日本中世の民衆世界ーー西京神人の千年』岩波新書、2022年 書誌情報 参考文献や図表出典一覧がある。索引はない。 この本を読む人はどういう人だろうか。日本の中世の民衆世界を京都の西京(にしのきょう)の神人(じにん)を通じて論じる本...
古都を旅する

栃尾観音堂

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」芸術家の篠原勝之氏4回目は「栃尾観音堂」でした。奥深い天河大辨財天社から天ノ川(てんのかわ)を遡った先に栃尾観音堂があります。円空仏4体が安置されています。 プラス1は道の駅吉野路黒滝でした。クマ...
書籍目録

2022年10月購入図書

神無月の購入は日本橋の丸善ジュンク堂書店だった。 (購入後記) 勝俣鎮夫氏の本を読んで中世人の世界観が気になったところで、三枝暁子氏が西京(にしのきょう)の神人(じにん)の話を書いていたので手にした。「神人とは、中世の商工業者の身分呼称であ...
読書時間

『中世社会の基層をさぐる』(2011)その2

勝俣鎭夫『中世社会の基層をさぐる』山川出版社、2011年 本論文のメインはなんといっても「中世の家と住宅検断」である。勝俣鎭夫氏が『中世の罪と罰』(東京大学出版会、1983年、のち、講談社学術文庫、2019年)で「家を焼く」を書いて批判され...
旅の時間

京都モーニング事情

マエダコーヒー本店でスペシャルモーニングにした。久々に京都モーニングである。いつのまにかガラスの喫煙室ができていた。以前は席で分煙していて奥が禁煙だった。だいぶ来ていないことになる。普段はシリアルで済ましているので、ベーコンエッグも朝の食べ...