2022年10月購入図書

書籍目録
神無月の購入は日本橋の丸善ジュンク堂書店だった。
(購入後記)
勝俣鎮夫氏の本を読んで中世人の世界観が気になったところで、三枝暁子氏が西京(にしのきょう)の神人(じにん)の話を書いていたので手にした。「神人とは、中世の商工業者の身分呼称であり、とくに神社と結びついた商工業者をさす言葉である」(i )。中世の祇園社神人が武力行使をした話を歴史書で散々読んできたにも関わらず、神人が何者であるかを調べてこなかった。西之京の北野天満宮の神人は現在に繋がっているという。瑞饋祭(ずいきまつり)の担い手は西京の神人あった。西京の麹屋の世界をもっと知りたくなった。
カテゴリをアートとしていたが、この機会に美学とした。日本経済新聞の10月1日の朝刊の読書欄で取り上げられていたのを読んで買うことにした。美味しいって基準はなんだろう。
【歴史】
三枝暁子『日本中世の民衆世界ーー西京神人の千年』岩波新書、2022年
【美学】
源河亨『「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門』中公新書、2022年

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