散歩時間

浮世絵にみる子ども

すみだ郷土文化資料館で「浮世絵にみる子ども 名所絵とおもちゃ絵」2019年4月27日(土)〜7月7日(日) すみだ郷土文化資料館での企画展を見る。名所絵から始まる。子どもたちが生き生きと描かれた「向嶋弘法大師境内之圖」は蓮花寺(東向島3丁目...
断片記憶

表と裏

やまと尼寺精進日記を見ていたら、生け花の師匠が花に表と裏があると言って花の飾る向きを説明していた。日の当たる場所が表で反対側が裏である。花と葉を見て表と裏を見分けていた。 樹木も北側と南側ある。自然はそう作られているが、人工物に囲まれている...
書籍目録

2019年4月購入図書

2019年4月購入図書 卯月も末のと書いてきて、すでに10連休に入っていることを思い出した。2Qの読書生活はどうなるのか。 (購入後記) スコラ哲学は前から気になっていた。眠くなる本ばかりではない。刺激的な本である。 Norbert Wie...
書籍目録

2019年4購入古書

2019年4購入古書 卯月も天候が不順であったとしか言いようがない月であった。春のせいかすぐに眠くなるので読書は捗らないでいるうちに本が積み重なってきた。読み終わってから買うという方針が遵守されていないことによる。いわゆる緩みである。花火を...
書籍目録

2019年4月書籍往来

2019年4月書籍往来 4月は物思いに耽る。 埴谷雄高がT君と書いていたのが辻邦生だったので、この本を買ったのだろう。誰かから聞いたのかも知れない。ヨーロッパ旅行した時、辻邦生氏の講演を聴いた。それから、彼が死ぬまで読んできた。もはや同時代...
読書時間

『情報時代の見えないヒーロー 』(2006)

Flo Conway、Jim Siegelman、松浦俊輔訳『情報時代の見えないヒーロー ーーノーバート・ウィーナー 伝』日経BP社、2006年 ウィーナー の『サイバネティクス』を買って、話の展開を追っていくと、面白い人だと分かる。人とな...
読書時間

『普遍論争』(2008)

山内志朗『普遍論争 近代の源流としての』平凡社、2008年 ライブラリーの本を手繰っていたら、出てきた本、山内志朗氏の『天使の記号学』を買う磁力はすでに『普遍論争』(2008年)にあったのか。改めて記憶のあてにならなさを思い知る。 本書は1...
読書時間

『英語の語源』(1977)

渡部昇一『英語の語源』講談社現代新書、1977年 まえがきで渡部昇一が書いてあることが懐かしい。 「数年前に「百万人の英語」というラジオ講座で、毎週金曜日にWord Power Hour(単語力増進の時間)を1年間担当した」(P2)。私も楽...
読書時間

『日本のことばと古辞書』(2003)

山田俊雄『日本のことばと古辞書』三省堂、2003年 「闇から牛」は「闇」をどう訓むかという話で、その前振りに中谷宇吉郎がでてくるのが面白い。中谷宇吉郎は世の中の研究方法を概観して、2つの型に分類した。警視廳型の研究とアマゾン型の研究である。...
読書時間

『データ・ドリブン・エコノミー』(2019)

森川博之『データ・ドリブン・エコノミー  デジタルがすべての企業・産業・社会を変革する』ダイヤモンド社、2019年 森川博之教授のお話を月例会で聴いたので、早速、ご著書を買うことにした。 中身は一般向けのため、デジタルに詳しくなくても楽しめ...