花の時季をずらして上洛することになった。都をどりを観ないと春が来ないと嘯いていたこともあり、この時季、何度か観てきたことを思い出した。
今年の演題は「寛永行幸都華麗(かんえいぎょうこうみやこのはなやぎ)」で植木朝子氏の作品を何年観てきたのだろう。
第一景 長唄 置唄
第二景 長唄 月ヶ瀬梅林逍遥
第三景 長唄 後水尾天皇饗応絵巻
第四景 長唄 楊谷寺紫陽花花手水
第五景 浄瑠璃 土蜘蛛頼光館
第六景 長唄 修学院紅葉折枝
第七景 長唄 雪神泉苑龍神水(ゆきのしんせんえんりゆうじんのみず)
第八景 長唄 二条城桜吹雪
點茶は點前は豆結さん、ひかえは豆季依(まめきよ)さん。だん満さんの立唄で置唄が始まった。三番の組なので、東をどり子は紫乃さん、西をどり子は豆まるさん、小桜さんを観ていた。中挾は、後水尾天皇饗応絵巻で豆珠さんが鞠足で出ていてつんとしてよかった。楊谷寺紫陽花花手水では寿乃さん、華奈子(はなこ)さん、恵利佳さんの三人の舞妓さんが揃った。土蜘蛛頼光館では侍女胡蝶の真咲さんが土蜘蛛に翻弄される演技が面白かった。雪神泉苑龍神水の信之丞を照豊姐さん、お花を美帆子さん、善女龍王の扁額のあるお堂の扉が開くと恵里葉さんのご登場となった。浄瑠璃は三味線の鶴澤津賀榮さんは非番で東京へ帰られているのでお会いできずに残念だった。あっという間の1時間で今年も古都の春の名残を味わうのだった。

都をどり2026

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