読書時間

『日本の歴史(7)鎌倉幕府』(2004)

石井進『日本の歴史(7)鎌倉幕府』中公文庫、1974年、2004年改版、2018年改版第6刷 五味文彦氏の解説を読む。 「本書は啓蒙書・一般書でありながら、それまでの学問の水準を大きく越え、叙述の面でも優れていることから、以降の鎌倉時代の通...
読書時間

『日本の中世国家』(2020)その2

佐藤進一『日本の中世国家』岩波文庫、2020年 序章は律令国家の復習であったが、律令官制について、業務フローからの説明があり分かりやすかった。律令制下の執務慣行における太政官内議政官会議と天皇との対抗関係が述べられていた。 「議政官官会議と...
書籍目録

2020年03月購入図書【編集中】

2020年03月購入図書 弥生と書いて、続きに困った。新型コロナウィルス(COVID-19)の対応で世の中が麻痺してしまい、研修会や展示会も中止になって、時間ができたけど、元々時間があっても本は読めないものだから、心配しない。 (購入後記)...
書籍目録

2020年03月購入古書【編集中】

2020年03月購入古書 新とか真は最早、信を失って久しい。心日本で行きたい。 (購入後記) 三味線豊吉『三味線随筆』(田中書店、1956年)と 高田宏『雪日本 心日本』(中公文庫、1988年)は 甘夏書店でshibubuildingのトー...
書籍目録

2020年03月書籍往来【編集中】

2020年03月書籍往来 新型コロナウイルス(COVID-19)の騒動のせいで、セミナーなどが2月の後半から中止になった。その流れで3月はテレワークになった。予定のなくなった暇な月も今月で終わり新年度が始まる。新年度も予定はない。その前に本...
読書時間

『歴史評論』2020年4月号

歴史科学協議会『歴史評論』2020年4月号 Amazonでポチって翌日に来た。 特集が西洋近代史の「新しい古典」を読むとあって、1970年代から1980年代に書かれた日本の西洋近現代史研究の著作が6冊紹介されていた。 日本史研究688号(2...
断片記憶

諦観ということ

諦らかに観ることとはよく言ったものです。昨日、区切りについて考えてみましたが、ハンドリングできる範囲に本などを整理していこうと思いました。 今までも本の整理をしてきましたが、規準がはっきりしませんでした。後で読むかも知れないというのは、選別...
断片記憶

区切りということ

仕事の区切りがついて、さて、残された時間をどう使うか考えなければいけなくなりました。コロナウイルスで博物館や図書館などの施設がほとんど使えないので、事実関係の確認に使うことはできないとなると、日頃の懸案である本の話になるようです。 本は闇雲...
読書時間

『徒然草 無常観を超えた魅力』(2020)

川平敏文『徒然草 無常観を超えた魅力』中公新書、2020年 書誌情報 目次は章と節。参考文献(各章毎)と関連年表があるが、索引はない。 なお、引用文典一覧をwebで公開している。 本書は『徒然草』ついて著者が研究した内容を一般書で紹介してい...
読書時間

『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』(2011)

中野三敏『くずし字で「おくのほそ道」を楽しむ』角川学芸出版、2011年 いよいよ上級編を読む。これは手に余る感じがした。最近、『おくのほそ道』を読み流したので、調子は分かるが、漢字が難しい。「芭蕉門人の素龍という能書家が書いた自筆本をそのま...