読書時間 『AIの時代と法』(2019) 小塚荘一郎『AIの時代と法』岩波新書、2019年法の体系の変革期であることが論じられている。取引の形態に関してモノ(の取引)から、サービス(の取引)へという変化、取引の対象について財物からデータへという変化、取引ルールに関して法や契約からコ... 2019.12.17 読書時間
読書時間 『武田信虎』(2019) 平山優『中世武士選書42 武田信虎 覆される「悪逆無道」説』戎光祥出版社、2019年この中世武士選書シリーズで一番厚い本だと思う。427頁ある。例によって東京堂書店で買い求めた。平山優先生の本を読むのは『戦国大名と国衆』(2018)以来なの... 2019.12.16 読書時間
読書時間 『英文解釈の着眼点』(2002) 桜井博之『英文読解の着眼点ー言い換えと対比で解く』駿河台文庫、2002年、2015年改訂版第1刷野矢茂樹『論理トレーニング 101題』(産業図書株式会社、2001年)で論理関係は接続関係であると書いてあった。7つの接続関係だけでは少し物足り... 2019.12.14 読書時間
読書時間 『杜牧詩選』(2004) 松浦友久・植木久行編訳『杜牧詩選』岩波文庫、2004年久しぶりに「江南春絶句」「山行」を読む。晩唐の士大夫の詩を読んで楽しくなるのは、知っている漢詩だからということもある。七言絶句は絶品だ。赤壁も七言絶句だが、良さは分からない。 2019.12.13 読書時間
読書時間 『中世都市 鎌倉 遺跡が語る武士の都』(2005) 河野眞知郎『中世都市 鎌倉 遺跡が語る武士の都』講談社学術文庫、2005年「鎌倉の場合、三方をとりまく山の間には、手の指をひろげたように小さな谷(すべて"やつ"と発音する)が切れこんでいて、その一つひとつに「◯◯ケ谷」という地元の慣用名がつ... 2019.12.12 読書時間
読書時間 『雛を包む』(2006)その2 有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年最後に「初釜」というエッセイがある。初釜で毎年同じお軸だと言ったり、同じ茶道具だと愛でたりしてたわいもなく喜ぶ人々が活写される。しかし、そのメンバーの中からが一人欠けた初釜では、年々再々が喜びであること... 2019.12.10 読書時間
読書時間 『論理トレーニング 101題』(2001)をしてみる 野矢茂樹『論理トレーニング 101題』産業図書株式会社、2001年、2014年第41刷書誌情報『論理トレーニング』(1997年)の続編である。教科書に対して問題集というわけである。教科書と違い独習にも配慮して解答が付いている。メモをしていた... 2019.12.07 読書時間
読書時間 『なぜ歴史を学ぶのか』(2019) リン・ハント、長谷川貴彦訳『なぜ歴史を学ぶのか』岩波書店、2019年日経新聞の書評(2019時11月30日)を見て、このテーマの今日的意義を確認するために購入した。E. H. カー、清水幾太郎訳『歴史とは何か』(1962年、2018年第88... 2019.12.05 読書時間
読書時間 『上海』(1942) 殿木圭一『上海』岩波新書、1942年、2019年第3刷2019/11/27 東京堂書店本書の原稿が書店へ渡されたのが1941年12月6日と後書きに書いてあった。米英に宣戦布告する2日前である。「中国の半封建的半植民地的地位からの脱却は、上海... 2019.12.04 読書時間
読書時間 『雛を包む』(2006)で書かれた京都 有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年有吉玉青(たまお)氏のエッセイは母佐和子のことを綴ったものという印象があったが、これは茶席の話が多かった。私はお茶はやらないし、絵画や道具にも目が悪くなってから興味を持てなくなった。それでもページをめく... 2019.12.03 読書時間