読書時間

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『読書の学』(2007)再読

吉川幸次郎『読書の学』ちくま学芸文庫、2007年1.再読するに当たってしたこと前に読んだ時から時間が経ったようだ。そもそも「読書の学」とは何であるのか。ブログを読み直してみたが、書いていなかった。読書については方法論として読むという態度だっ...
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『日本の中世国家』(2020)

佐藤進一『日本の中世国家』岩波文庫、2020年五味文彦氏を解説を読むために買ったと言ってよい。読んで2点感銘した。第1点 佐藤進一の篤き心「あの年の春ゆかりなく出逢い、やがてわが心への重い問いかけとなってしまったあの闘争への、ささやかな関わ...
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『論集日本歴史4鎌倉政権』(1976)

北爪真佐夫、黒川高明編『論集日本歴史4鎌倉政権』有精堂出版、1976年野口実氏が日本中世史を論じるには「先行研究の咀嚼と反芻」が必要とのことでTwitterにあげられていた本の一つである。鎌倉政権の論集とばかり思っていたら、巻頭の石井進「日...
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『読む京都』(2018)その2

入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年2020-02-10 『京都を読む』(2018)としてブログにあげておいて、書籍目録に追加していなかったのは迂闊だった。2020年03月15日に気がついて更新した。何故気がついたかというと、昼に久茂...
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『勝海舟と西郷隆盛』(2011)

松浦玲『勝海舟と西郷隆盛』(岩波新書、2011年)書誌情報松浦玲氏の新書は年譜、参考文献、索引が付いている。近年は明治維新を記念する行事もあって、研究も進んできた。ただ、新説に飛びつく前に、問題設定が必要だと思うのは、瑣末な議論を追うことで...
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『多読術』(2009)

松岡正剛『多読術』ちくまプリマー新書、2009年第2刷筑摩書房の編集担当者である高田俊哉氏が聞き出し役となって松岡正剛氏が答える形式となっている。あとがきで松岡正剛氏は多読術について、「うんと柔らかい。もっと認知関係的で、かなりパフォーマテ...
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『シリーズ日本古代史⑥ 摂関政治』(2011)

古瀬奈津子『シリーズ日本古代史⑥ 摂関政治』岩波新書、2011年令外官で蔵人、検非違使、摂関や関白を思い浮かべても内覧も令外官であることはあまり意識して読んで来なかった。太政官制のプロセスを令外官でどう変えたのか、中世を理解するにも古代を知...
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『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』(2012)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「東海道中膝栗毛」を楽しむ』角川学芸出版、2012年かくて、百人一首は記憶で読んだため力にならずに、中級編を手にする。十返舎一九『東海道中膝栗毛』の五編上を読む。弥次郎兵衛と喜多八が江戸から京都まで旅する話は...
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『古文書をはじめる前の準備講座』(2008)読み直し

吉田豊『古文書をはじめる前の準備講座』柏書房、2008年「還暦に達する年頃になって、今後の人生目標を模索しておられる方々にこの本を提供いたします」とはじまる。この文句で買ったのかもしれない。「戦後生まれなの方々が古文書に取り組むにあたっては...
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『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』(2010)

中野三敏『古文書入門 くずし字で「百人一首」を楽しむ』角川学芸出版、2010年、2011年第5刷古文書への入門は先達につくのが一番であるが、機会がないままに歳を重ねるのも残念なので、活字本を戦前から明治に遡る本を読むことで旧仮名遣いに少しな...