読書時間 『和歌とは何か』(2009)その3 渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷第1章 枕詞ー違和感を生み出す声枕詞も分からないものの一つだ。知ってはいるが、理屈で考えることはできない。著者は枕詞を三点から説明している。主として五音で実質的な意味はなく常に特... 2019.01.26 読書時間
読書時間 『和歌とは何か』(2009)その2 渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷何しろ序章のタイトルが「和歌は演技している」である。枕詞・序詞・掛詞・縁語・本歌取りといった和歌独特の修辞技法(レトリック)が演技の視点から説明される。和歌について勘違いしていた... 2019.01.25 読書時間
読書時間 『大坊珈琲店』(2014) 大坊勝次『大坊珈琲店』誠文堂新光社、2014年『大坊珈琲店』(2014年)の封を切る。普及版であるが、今までとっておいた。Cafe Violonで愛蔵版を見たとき、欲しくなったが、もうなくて、普及版を手に入れた。そのCafe Violon ... 2019.01.22 読書時間
読書時間 『和歌とは何か』(2009)の読み方 渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷あらゆることを問い始めると、基本的なことが分からないことだらけであること分かる。通常、「和歌とは何か」と問う人はない。三十一文字による詩であること以上に説明を付け加えようとすれば... 2019.01.19 読書時間
読書時間 『プリンキピアを読む』(2009) 和田純夫『プリンキピアを読む ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?』ブルーバックス、2009年『構想力とは何か』(2018年)を読んでいたら、ニュートンが「万有引力」を思いついたエピソードを構想力の例としてあげていた(P71)... 2019.01.18 読書時間
読書時間 「奈良絵本私考」を読む 反町茂雄『日本の古典籍 その面白さ その尊さ』(八木書店、1984年、1993年第3刷)を本棚から取り出してきて、「奈良絵本私考」を読む。「奈良絵本私考」は 1979年に私刊700部が『C. ビーティ ライブラリー蔵日本絵入本及絵本目録(J... 2019.01.16 読書時間
読書時間 読書ノート003 鎌田東二、南直哉『死と生 恐山至高対談』東京堂出版、2017年第1章 出会い第2章 恐山 死と生の場所第3章 危機の時代と自己第4章 生きる世界を作るもの第5章 リアルへのまなざし第6章 生命のかたち2019/01/11第4章経験を語る言葉... 2019.01.14 読書時間
読書時間 読書ノート002 鎌田東二、南直哉『死と生 恐山至高対談』東京堂出版、2017年第1章 出会い第2章 恐山 死と生の場所第3章 危機の時代と自己cw第4章 生きる世界を作るもの第5章 リアルへのまなざし第6章 生命のかたち2019/01/09第2章南氏の「リ... 2019.01.11 読書時間
読書時間 読書ノート001 鎌田東二、南直哉『死と生 恐山至高対談』東京堂出版、2017年メモをとってなかったので、読み直すことにする。対談は2016年10月28日恐山菩提寺2017年2月23日上智大学グリーフケア研究所鎌田研究室第1章 出会い第2章 恐山 死と生の場... 2019.01.09 読書時間
読書時間 『天文法華一揆』(2009)再読 今谷明『天文法華一揆 武装する町衆』洋泉社新書MC、2009年今谷明氏が事件史叙述として、西欧の歴史家に倣って書いた一般書である。あとがきで「十六世紀の中葉、ユーラシア大陸の両端で奇妙に類似した二つの宗教弾圧事件が起った。一つは一五三六年日... 2019.01.07 読書時間
読書時間 『承久の乱』(2018) 坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』中公新書、2018年書誌情報本文は序章、終章で挟まれた6章からなり主要参考文献と関連略年表が付い277頁と少し厚い。地図や系図も豊富で、適度にルビが振ってあり安心して読んでいける。それでも登... 2019.01.06 読書時間
読書時間 『城から見た信長』(2015)再読 千田嘉博、下坂守、河内将芳、土平博『城から見た信長』ナカニシヤ出版、2015年河内将芳氏は「義昭のために「武家御城」を築いた信長がなぜ、みずからの城を京都に構えなかったのか、その理由をあきらかにしてくれる史料は残されていない」(P93)とい... 2019.01.05 読書時間
読書時間 『古都の門』(1967) 文/中村直勝、写真/葛西宗誠『古都の門』淡交社、1967年本をパラパラとめくっていくと含蓄のある言葉がでてきた。「阿登雅喜」とあるのは誰のことかとGoogleで検索したが出てこない。そうだったのかと納得する。歴史家の中村直勝が書いていること... 2018.12.27 読書時間
読書時間 『中村武生とあるく洛中洛外』(2010) 中村武生監修、京都新聞社編『中村武生とあるく洛中洛外』京都新聞出版センター、2010年本書は河内将芳氏が『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014年)のあとがきで「江戸時代以降の京都についても関心をおもちの方は(省略)ぜひお読みいただけれ... 2018.12.26 読書時間
読書時間 『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その4 河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年鴨川を渡る洛外は一本の線でつないで行けるような歩きかたをすることはむずかしいという。洛中は通りが碁盤の目のようになっているので一筆書きができたが、洛外は広いし見所は離れている。... 2018.12.25 読書時間