『愚管抄 全現代語訳』(2012)

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慈円、大隅和雄訳『愚管抄 全現代語訳』講談社学術文庫、2012年

慈円の『愚管抄』は7巻からなる。慈円は巻第三から書き始めたので、読む順も巻第三からとする。巻第一と巻第二は皇帝年代記であり、後から書かれた。

『愚管抄』が承久の変(1221年)の前に書かれたことに留意して読み進めることにしょう。最近読んだ坂井孝一氏の『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』(中公新書、2018年)や元木泰雄氏の『源頼朝 武家政治の創始者』(中公新書、2019年)でも『愚管抄』が引用されているが、先を急がないことにしょう。

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