旅の時間

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京おどり2018

宮川町歌舞練場が華やぐ春のおどり、京おどりを観に行くことになった。相方がとってくれたのである。お茶席はちょうど正客の順番になり菊つるさんのお点前だった。恋白鳥は白鳥の湖とヤマトタケルの融合したストーリーだった。月組のカンパニーも白鳥の湖を題...
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都をどり in 春秋座2018

今年は7日にしたので、ソメイヨシノは終わっていた。初日なら良かったかもしれないが、別に花に合わせる必要はない。年中行事が経っていくだけである。去年のテーマは「洛北名所逍遥」だった。今年は「続洛北名跡巡」となった。なにやら似たようなテーマであ...
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坂東玉三郎 新春特別舞踊公演を観る

坂東玉三郎 新春特別舞踊公演のチケットを相方が取ってくれたのでなんばの大阪松竹座に日帰りすることにした。大阪天満宮大阪天満宮へはまだお参りしたことがなかったので、梅田から谷町線に乗るため東梅田へ向かった。東梅田から一駅である。南森町で降りて...
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吉例顔見世興行 2017

吉例顔見世興行という京の年中行事の時季となった。師走の京都は久し振りに寒い京都の顔を感じさせてくれた。鍋を囲んで温まって、いざ祇園へ向かった。女将さんがいなかったが、中居さんが「とちり」の席といってチケットを渡してくれた。南座と違いロームシ...
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福岡城址と鴻臚館跡

福岡は何度も来ているけど、仕事や学会のため観光はほとんどしたことがない。8月の学会は前泊だったので太宰府へ行ってきた。今回は、午後からのイベントだったが、早い便しか空いてなかったので午前中に散歩してみることにした。帰りの便も混んでいてキャン...
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温習會2017を観る

今年は曜日の関係で初日を観ることになった。インターネットでチケットをとれるようになると温習會の性格も変わっていくと思う。便利になることで失われるもことも多い。井上流も変わるということだ。お茶屋さんがチケットを手配してくれていたので、相方と観...
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金沢散歩(その5 片町界隈)

室生犀星記念館にいるときスマホの電池が切れかかっていたのでホテルへ戻り充電する。その間に、行きと帰りで夜の店になるか見てきたが、ピント来なかったので、室生犀星記念館で入手した地図を眺める。片町といってもいくつかのブロックに分かれていることを...
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金沢散歩(その4 文楽と文豪)

あうん堂本舗を辞して、石川県立音楽堂へ向かうことにした。中の橋を渡りながら主計町茶屋街を眺める。春の桜の時期や、夜の風情を思うと散歩してみたかったが、文楽を観ることにしたのだった。浅野川が右に緩やかにカーブして流れているので浅野川に沿って歩...
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金沢散歩(その3 あうん堂本舗)

ひがし茶屋街で食事をして浅野川大橋まで戻ったところで、ふと古本屋のことを思い出した。橋を渡って主計町へは行かずに、浅野川沿いに西へ向かうことにした。しかし、そろそろあるはずのところに古本屋が見当たらない。男の人が歩いてきて北側へ消えたので、...
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金沢散歩(その2 懐華楼)

ひがし茶屋街の志摩でぽち袋を土産に買う。紙マニアなのだと思うが、集めたことを忘れてしまうのが絵本の栗鼠と同じで、鞄の中でくちゃくちゃになって使われずに終わることが多い。記憶は失敗したことが強く残るものだ。もらった方も大概はコレクションするこ...
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金沢散歩(その1 志摩)

石川県立音楽堂の邦楽ホールで催される文楽の昼の部のチケットを入手して、さて、昼過ぎまで散歩でもしてみることにした。昨夜のパーティーの後のダーツバーでも少し飲み過ぎたのかもしれないが、寝ているには勿体ない快晴の天気である。昨日の雨の後で冷え込...
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平安楽市で回想に耽る

京都の岡崎公園で毎月第2土曜日に平安楽市(岡崎公園手づくり市)が開かれる。以前は二条通と神宮道の交差点の西北エリアの芝生のある公園内だけだったが、平安神宮の手前の冷泉通と二条通の間の神宮道を車両通行止にしてから公園と元道路から会場が設定され...
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山折哲雄先生の日常を体験する

「孤独」と「ひとり」の違いに、山折哲雄先生の早朝の散歩のことをメモしておいた。いつか私も石碑にぶつかる散歩をしたいと思っていたが、今回、四条烏丸の近くに泊まったので、私の散歩コースに仕立ててみた。もっとも、先生は座禅してから原稿書きをするの...
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太宰府

福岡へ早く着いたのなら、宗像大社へ行ったかもしれない。午後に着いたので、地下鉄で天神まで行き、ホテルのチェックインまで、本屋でも行こうかと思って天神の地下街を歩いていて、太宰府へ行くことになった。夏の疲れが出ないようにと相方に言われているの...
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『源信 地獄・極楽への扉』を観る

三輪から奈良まで揺られているうちに寝てしまった。日本酒アイスが効いたのか。車で奈良博へ。もともと、『源信 地獄・極楽への扉』を観るのが目的だった。『往生要集』を著した恵心僧都源信は慈恵大師良源の弟子だった。源信が『往生要集』で想像した地獄と...