「孤独」と「ひとり」の違いに、山折哲雄先生の早朝の散歩のことをメモしておいた。いつか私も石碑にぶつかる散歩をしたいと思っていたが、今回、四条烏丸の近くに泊まったので、私の散歩コースに仕立ててみた。もっとも、先生は座禅してから原稿書きをするので、散歩だけ真似てみることになる。
ホテルを出て、仏光寺通を西へ向かうと、南側に「与謝蕪村宅跡(終焉の地)」がある。
室町通を松原通まで下がって、西へ。西洞院通の手前北側に「親鸞聖人御入滅之地」の石碑がある。
西洞院通を上がり。高辻通を西へ入った北側に「道元禅師示寂聖地」の碑がある。
戻って、西洞院通を上がり綾小路通を東に向かい新町通を越えると南側に「本居宣長先生修學之地」の石碑がある。
田中長奈良漬店を越えれば烏丸通で、すぐ南にホテルがある。老人の脚で30〜40分。碑文を読んで写真を撮れば、1時間のコースだ。綾小路は狭い割には車が通るので、散歩は早朝が良い。
与謝蕪村宅跡(終焉の地)
親鸞聖人御入滅之地
道元禅師示寂聖地
本居宣長先生修學之地
注)
先生の道順を推定すると、芦刈山町→油小路通→高辻通→西洞院通→松原通→烏丸通→仏光寺通→室町通→綾小路通→油小路通→芦刈山町で40分はかかりそうだ。私のコースは道元禅師示寂聖地を見て戻るところに難がある。そのまま油小路通まで西に進むと一筆書きになる。先生のコースを体験するには三井ガーデンホテル京都四条がちょうどよい。芦刈山町に近いホテルである。
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