旅の時間

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不明門通ふたたび

西川照子著『京都異界紀行』(講談社現代新書、2019年)で、西川照子氏が因幡堂(平等寺)の荼枳尼天(だきにてん)について書いていました。荼枳尼天といえばお稲荷さんです。因幡薬師は稲荷信仰と関係があると書いています。どうにも気になるので行って...
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温習會2019を観る

京都府立文化芸術会館で開催された温習會を観る。去年の春秋座よりは交通の便がよいと思ったが、会場が狭かった。群舞には不向きだし、席も大柄な私には小さい。背後の席の舞妓さんは私の頭で見づらかったに違いない。 清元 四季三葉草 上方唄 姫三社 雪...
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美しく姿勢を保つということ

立ったまま動かないでいることはけっこう疲れることだ。90分の講演を講師は立ったままするのであるが、講演台に手で触れているからいくらか反作用が働き身体が楽になる。録画されているときは余り動けないのであるが、自分のペースで動いているので姿勢を保...
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フィンランド陶芸展

特別展 「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピアーコレクション・カッコネン」東洋陶磁美術館 2019年7月13日(土)〜10月14(月) 特別展「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」を見る。 ホームページに割引券があり...
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あうん堂本舗再訪

泉鏡花記念館から、「くらがり坂」ではなく五木寛之氏が命名した「あかり坂」(以前は名なし坂)を下りて浅野川の中の橋を渡って、迷わずにあうん堂本舗を見つけた。金沢は歩くに限る。何度も来たわけではないのに、イメージが残っていた。 奥様に喫茶利用で...
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金沢散歩 金渓閣という結婚式場で休憩する。

尾山神社への石段をあがる。神門を潜ると正面に拝殿が見えた。前田利家公金鯰尾兜の側にガラス張りの授与所ができていた。そこで由緒書を購入して境内略図を見て、社務所で御朱印をもらい。隣の金渓閣という金沢でも由緒がありそうな結婚式場で休憩する。 ビ...
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金沢散歩 片町界隈再び

犀川大通りを片町の信号の一つ手前で降りる。木倉町まで、迷うことなく歩いて店に着いた。長いカウンターの真ん中に席がこしらえてあった。三年ぶりになるのか。研究大会できた時は、ひやおろしの解禁後だったが、今回は残念ながら解禁日前だった。石川県のひ...
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金沢散歩 金城楼

橋場町の料亭・金城楼で食事会になった。テレビ金沢の『五木寛之の新金沢小景』(2005年)によると、建て直したときに、「舞台は、踊りの名手である美ち奴のためにつくられたもので、大きく前にせりだしているのは、ダイナミックな彼女の踊りに合わせたた...
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金沢散歩 糀パーク

昼は株式会社ヤマト醤油味噌 糀パークで食事をした。ここは完全予約制の会員制食堂になっている。この発酵食美人食堂で長月の献立に添えられていたのが、松尾芭蕉の句だった。萩の花咲く秋というわけであるが、今日の金沢は32度で残暑の日差しが厳しい。玄...
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都をどり2019を観る

都をどり2019 都をどりを見ないと春が物足りない。そんな春を過ごしてきたが、今年は、贔屓の芸妓さんがいなくなって寂しくなった。南座で開催されたので、春秋座に比べて便利になったけど、お茶席がなくなったのは帳消しだ。近くで芸妓さんの点前が見ら...