福岡へ早く着いたのなら、宗像大社へ行ったかもしれない。午後に着いたので、地下鉄で天神まで行き、ホテルのチェックインまで、本屋でも行こうかと思って天神の地下街を歩いていて、太宰府へ行くことになった。夏の疲れが出ないようにと相方に言われているので、大牟田でビールを飲むことは諦めた。
太宰府では九州国立博物館で『ラスコー展』をやっていた。いつものように東京で見逃している(^^)。天神から西鉄で太宰府へ行くルートがある。福岡(天神)から急行で二日市へ行き、乗り換えて太宰府へ。
仕事で福岡へ何度も来ていたが、太宰府は今回で3度目である。参道を歩き、天満宮へ太鼓橋を渡るのは変わらない。お参りして、右側から抜けようとしたら、菓祖中島神社があった。田道間守命を祀る但馬国の中島神社から昭和29年7月に分社したとある。私の知っている菓祖神社は吉田神社の摂社だった。元は兵庫県の豊岡にある中島神社であることに今更ながら気がついた。菓祖神社は田道間守命と林浄因を祀る。昭和32年11月に豊岡の中島神社、和歌山県橘本神社及び奈良県の林神社を鎮祭したとある(京都府菓子卸商業組合)。
九州国立博物館へは、太宰府天満宮からエスカレーターと動く歩道を使ってアプローチした。
ラスコー洞窟はすでに密閉したので、今では誰も中へ入れない。そこでラスコー2というレプリカで作ったが、今回はラスコー3として2で作らなかった部分のものも展示している。洞窟に描かれた牛を見たりしながら、トナカイの角を加工して槍や投槍補助具を石器で作ったクロマニヨン人の技術がホモ・サピエンスに繋がるのを実感した。
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