読書時間 『おくのほそ道』(1975) 松尾芭蕉 板坂元、白石悌三校注・現代語訳『おくのほそ道』講談社文庫、1975年、1979年第6刷文庫本を処分する判断を迫られて、これを残すことにしたのは、『おくのほそ道』をこのあとくずし字で読む予定があったので、電車の中で読んだ。板坂元が書... 2020.03.08 読書時間
読書時間 『律令国家と隋唐文明』(2020) 大津透『律令国家と隋唐文明』岩波新書、2020年岡山の鬼ノ城の話から始まる。整備された山城は古代朝鮮式山城である。倭国が白村江の戦いの後に山城を築かせたことが日本書紀に見える。しかし、鬼ノ城は日本書紀に築城の記載がなく、大津透教授が古代史の... 2020.03.05 読書時間
読書時間 『日本の中世を歩く』(2009)その5 五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年この本についての最後のメモを書くことにします。別に書くこともなく読み終わっていますが、旅するための元になるかもしれません。第10章 足利に学徒の夢を追う中世の学問を... 2020.03.04 読書時間
読書時間 『日本の中世を歩く』(2009)その4 五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年第7章 江戸浦の網にかかった浅草の観音浅草の観音様の縁起を読んで、神話時代、歴史時代、縁起の近代と三つの部分に分けるのはいかにも歴史家であると思う。「ここで特に注目... 2020.03.03 読書時間
読書時間 『中世史講義』(2019) 高橋典幸・五味文彦編『中世史講義 ーー院政期から戦国時代まで』ちくま新書、2019年第2刷15講からなる中世史の通史である。呉座勇一氏の第13講 「戦国の動乱と一揆」を読むために買っていたのであるが、通史として読むことを忘れていた。少し引い... 2020.03.02 読書時間
読書時間 『日本の中世を歩く』(2009)その3 五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年第4章 厳島の海辺に平氏の祈りを見る厳島はまだ訪れたことがないので、博物館で見た平家納経の記憶を思い出していた。第5章 博多の物流から都市の展開を読む博多は何度か訪... 2020.03.01 読書時間
読書時間 『日本の中世を歩く』(2009)その2 五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年五味文彦氏が中世の風景を読み解く話にもう少し付き合ってみる。第2章 平等院をめぐる浄土の風景平等院の発掘調査の結果、平等院が頼通の父の道長の無量寿院と同じく川の西側... 2020.02.26 読書時間
読書時間 『日本の中世を歩く』(2009) 五味文彦『日本の中世を歩く ーー遺跡を訪ね、史料を読む』岩波新書、2009年書誌情報東京大学出版会の雑誌『UP』の連載(2007・4〜2008・9の8回)を元にして、平泉や博多・菅生・萱津などを追加し12章からなる。各章末に「史料を読む」を... 2020.02.25 読書時間
読書時間 『日本の歴史6 武士の登場』(2004) 竹内理三『日本の歴史6 武士の登場』中公文庫、1973年、2012年改版3刷久保田和彦氏の『六波羅探題研究の軌跡』(文学通信、2020年)のあとがきに竹内理三が出てきたのも何かの縁ということで、読み直すことにする。以前この本を読んだときは、... 2020.02.24 読書時間
読書時間 『六波羅探題 研究の軌跡』(2020) 久保田和彦『六波羅探題 研究の軌跡』文学通信、2020年戦前,戦後の歴史学が六波羅探題をどう扱ってきたか。研究史が丹念に紹介される。ここで取り上げられている論文を読む日が来るのかは分からないけど、最近の新書等で先行研究への敬意がないことへの... 2020.02.23 読書時間