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縄文ZINE 09 2018 WINTER

縄文ZINE 09 2018 WINTER甘夏書店さんでフリーペーパーをもらう。特集、勝坂46に目が止まった。勝坂式土器のユニークさでは、火焔土器に負けていない。スター・ウォーズを使った比喩は一読に値する。勝坂式土器についてはどこかで触れた...
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『信貴山縁起繪巻』(1957)

藤田經世、秋山光和『信貴山縁起繪巻』東京大学出版会、1957年、2011年第2版第2刷先頃、エルンスト・ハルニッシュフェガー、松本夏樹訳『バロックの神秘 タイナッハの教示画の世界像』(工作舎、1993年)について松本夏樹氏の話を聴いたという...
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『日蓮宗と戦国京都』(2013)

河内将芳『日蓮宗と戦国京都』淡交社、2013年河内将芳氏はどのような視点で『日蓮宗と戦国京都』を書いたのだろうか。今谷明氏の『天文法華一揆〜武装する町衆』(洋泉社MC新書、2009年)を読んでいるので山門と法華宗の対立を描く以上のことが期待...
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『国宝 信貴山縁起絵巻』(1999)その2

サントリー美術館編『国宝 信貴山縁起絵巻』サントリー美術館・信貴山朝護孫子寺、1999年さて、信貴山縁起絵巻と信貴山朝護孫子寺とはどのような関係にあるのか。鈴木凰永師(当時、信貴山真言宗管長・総本山朝護孫子寺第百丗二世法主)が「信貴山・朝護...
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『国宝 信貴山縁起絵巻』(1999)

サントリー美術館編『国宝 信貴山縁起絵巻』サントリー美術館・信貴山朝護孫子寺、1999年サントリー創業100周年記念展Ⅳ特別公開 国宝 信貴山縁起絵巻会期1999年9月14〜10月24日国宝 信貴山縁起絵巻はカラーの図録3冊と解説が箱に入っ...
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『アール・デコの時代』(2005)

海野弘『アール・デコの時代』中公文庫、2005年アール・デコの時代の音楽を聴いて、本棚の中にアール・デコに関して3冊目があったことに気がついた。やはり、レファレンス図書はCDとまとめて置かないと、間違って買ってしまいかねない。記憶が役に立た...
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『宿所の変遷に見る 信長と京都』(2018)その2

河内将芳『宿所の変遷にみる 信長と京都』淡交社、2018年信長の京都の宿所を永禄十一年(1568年)から天正十年(1582年)まで日にちで追求した本である。太田牛一の『信長公記』などの二次資料を極力使わずに同時代の日記に基づき記述している。...
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『宿所の変遷にみる 信長と京都』(2018)

河内将芳『宿所の変遷にみる 信長と京都』淡交社、2018年河内将芳氏の本はニッチなので楽しい。おかげで、『信長が見た戦国京都』(2010年)、『日蓮宗と戦国京都』(2013年)、『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014年)などを買ったば...
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『知的生活の設計 10年後の自分を支える83の戦略』(2018)

堀正岳『知的生活の設計 10年後の自分を支える83の戦略』KADOKAWA、2018年2018年11月22日にLifehacking.jpで堀正岳氏が11月24日発売予定の『知的生活の設計』(KADOKAWA、2018年)の第1章をwebに...
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『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』(2013)

堀米庸三『正統と異端 ヨーロッパ精神の底流』中公文庫、2013年ヨーロッパを考えるにはキリスト教による中世というものをどう考えるかという問題を扱わなけばならなくなる。『バロックの神秘』で書かれたドイツ三十年戦争の後の世界がどのような歴史の流...
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土居市太郎名誉名人の『必死と詰将棋』(1958)

土居市太郎『必死と詰将棋』大阪屋號書店、1958年奥付を見ると、定価80円、地方定価85円とあった。将棋ポケット文庫の中身は必死問題70題、詰将棋60題である。200頁の中でのやりくりを想像してもらえると面白い。必死問題は1問で解答合わせて...
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『室町幕府全将軍・管領列伝』(2018)

日本史史料研究会監修 平野明夫編『室町幕府全将軍・管領列伝』海星社新書、2018年542頁もある新書を立たせて写真を撮ってTwitterに載せたのがタイムラインに流れたのは、執筆者の一人である亀田俊和氏がリツイートしまくっていたせいだった。...
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『森有正 感覚のめざすもの』(1980)

辻邦生『森有正 感覚のめざすもの』筑摩書房、1980年三部構成になっいて、第一部 の「森先生のこと」は思い出を語っていて、第二部の「森有正論」への入口をなしている。第二部のうち『経験と思想』の解題はすでに読み返した。問題はすっかり忘れていた...
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『愛読の方法』(2018)

前田英樹『愛読の方法』ちくま新書、2018年めくっていったら、デカルト『方法序説』(1637年)、吉川幸次郎『読書の学』(1975年)や「最上至極宇宙第一」の本の話が出てくる。そうなると買わざるを得ない。前田英樹氏は本とは何であったかという...
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『いっとかなあかん店 京都』(2018)

バッキー井上『いっとかなあかん店 京都』140B、2018年出ると思っていたけど、意外に早く出た。手にとって、「喜幸」から始まっているのをみて、現在、バッキー井上氏が最高と考えている店が分かろうと言うものだ。ミシュランガイドがいっとかなあか...