『いっとかなあかん店 京都』(2018)

読書時間

バッキー井上『いっとかなあかん店 京都』140B、2018年

出ると思っていたけど、意外に早く出た。手にとって、「喜幸」から始まっているのをみて、現在、バッキー井上氏が最高と考えている店が分かろうと言うものだ。ミシュランガイドがいっとかなあかん店とならないところがいい。そういう店はガイドブック片手の観光客に任せておけばいい。ごきげんなお店にまで入ってきてもらっても困る。

読んでいくと、なぜか、行ったことのある店が多い。それもそのはず、バッキー井上氏の140Bの記事を読んで出かけていたのだった。この本もDancyuで読んだ話が多くてその意味で新鮮さはないけど、懐かしさに十分浸れるのは間違いない。そして、橙など載っていない店を寂しく思うのだった。

また、「喜幸」に行きたくなった。川魚を揚げてもらってちびちび飲む酒が冬の宿題だった。喜ぶに幸せと書いて「きいこ」と読むと書いてあったので読み方は確定した。

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