読書時間 『遺言。』(2017) 養老孟司『遺言。』新潮新書、2017年、2018年第6刷養老孟司氏による書き下しだそうである、バカの壁シリーズは「語り下し」だったが、今回はクイーン・ヴィクトリア号でカナリア諸島への船旅だったので、しょうがないから本を書いたという。単に編集... 2021.02.19 読書時間
読書時間 『ラカン的思考』(2017) 宇波彰『ラカン的思考』作品社、2017年『ラカン的思考』は発売当時気になっていた。しかし、宇波彰(うなみ あきら)氏との接点がなかったので手に取ることはなかった。「本書は、最初に章立てを考え、目次を作り、その目次に従って内容を埋めていくかい... 2021.02.18 読書時間
読書時間 『形を読む』(2020) 養老孟司『形を読む 生物の形態をめぐって』講談社学術文庫、2020年書誌情報『形を読む 生物の形態をめぐって』培風館、1986年を講談社学術文庫とした。形態学「形態学では物を見る。もっとも基本的な方法は、肉眼で見ることである」(P43)。見... 2021.02.16 読書時間
読書時間 『ユリイカ2020年12月号 特集=偽書の世界』(2020) 『ユリイカ2020年12月号 特集=偽書の世界――ディオニュシオス文書、ヴォイニッチ写本から神代文字、椿井文書まで』青土社、2020年、kindle版「対談 文書をめぐる冒険ーー古文書・偽文書・公文書」ユリイカの2020年12月号をkind... 2021.02.14 読書時間
読書時間 『渋滞学』(2006) 西成活裕『渋滞学』新潮選書、2006年「ヘウレーカ!」を見ていたら西成活裕氏が出ていました。ぱっと見て、印象が変わっていたのは、ふさふさの髪の毛がなくなっていたからでした。本の出版後に、旅客機の優先搭乗を止めて搭乗の順番を変えて渋滞を解消す... 2021.02.13 読書時間
読書時間 『快楽としての読書[日本篇]』(2012) 丸谷才一『快楽としての読書[日本篇]』ちくま文庫、2012年書誌情報本書はⅠ 書評のある人生とⅡ 書評122選からなっています。本書は書評を載せた複数の単行本から書評をセレクトし、単行本未収録の書評23編を加えたちくま文庫オリジナル版です。... 2021.02.11 読書時間
読書時間 『城郭考古学の冒険』(2021) 千田嘉博『城郭考古学の冒険』幻冬舎新書、2021年通勤電車の中で読む本として購入した。新書とはすべからくそういうものだと思っている。城郭考古学の本を読むなら、著者の『信長の城』(岩波新書、2013年)がよいと思う。主張がコンパクトにまとまっ... 2021.02.10 読書時間
読書時間 『100分de名著 フランツ・ファノン 黒い皮膚・白い仮面』(2021) 小野正嗣『100分de名著 フランツ・ファノン 黒い皮膚・白い仮面』NHK出版、2021年フランツ・ファノンがマルティーニーク島の生まれと書いてあるのを見て、中村隆之氏の『カリブ-世界論 植民地主義に抗う複数の場所と歴史』(人文書院、201... 2021.02.06 読書時間
読書時間 『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』(2018) 斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』講談社選書メチエ、2018年斎藤慶典(よしみち)氏と西原文乃氏の対話を高野山真言宗高福院の川島俊之副住職が主催するオンラインイベントで聴いた。テーマは組織知識創造理論で有名な野中郁次郎氏の... 2021.02.05 読書時間
読書時間 『パリ歴史探偵』(2020) 宮下志朗『パリ歴史探偵』ちくま学芸文庫、2020年しかし、宮下志朗氏の『モンテーニュ』を読むはずが、鹿島茂氏の『『パサージュ論』熟読玩味』(1996年)のせいでとんだ寄り道となっている。そして、もう少し寄り道しそうなことも予感している。人生... 2021.02.04 読書時間